2013年10月07日

当選確実?香住沖メタンハイドレート年明けにも再採取


【青山繁晴】メタンハイドレート兵庫県沖調査報告 2013.10.2(YouTube)

YouTubeに、「RKB毎日放送 中西一清 スタミナラジオ 青山繁晴のインサイドSHOCK」の2013年10月2日版がUpされています。
ここで独立総合研究所青山繁晴さんが、先月実施した兵庫県とのメタンハイドレート共同調査の結果について語っています。

1 クレーター(のようなもの)が50個前後見つかった
2 そこからメタンハイドレートの巨大な柱(スカイツリーぐらいの高さ)
  が噴出していた
3 8mの筒を差し込んで吸い出し、調査船に引き上げた。白い塊も
  発見した
4 液体窒素の入れ物に入れる前に、日が当たる甲板上に置いてし
  まったため気化した

とのこと。
兵庫県沖にメタンハイドレートが存在することや、採取可能なことは確実(当選確実?)みたいな話でした。
また今回の採取物の解析しだいでも、メタンハイドレート採取証明ができるかもしれません。

クレータの場所はわかっているので、年明けに再採取すれば、兵庫県沖のメタンハイドレートは「これです」というのもあるでしょう。
青山さんは、2020年の東京五輪の電源は、(火力発電所の最小限の改変で可能な)メタンハイドレートで可能と言っています。(政府のメタンハイドレート商用化目標は2018年)

少なくとも、東京五輪の聖火台をメタンハイドレードで燃やすというのも、世界にPRするのにいいかもしれません。
「香住産メタンハイドレートを東京五輪で燃やそう」みたいなキャッチはどうでしょう。

参考
メタンハイドレート追加調査へ 本年度内にも兵庫県(神戸新聞NEXT) - 採取物の中に10センチ程度の空間があり、引き上げる最中にメタンハイドレートが溶解したと推測されるという。(記事より)
メタンハイドレート確認できず 県、香美沖海底の調査結果を速報 兵庫(MSN産経ニュース) - 筒を海上に引き上げる際、地層のなかにあったメタンハイドレートが溶けて気化した可能性もあり、解析を急いでいる。(記事より) ← 見出しだけ見ると、メタンハイドレートが見つからなかった、駄目だったと読めてしまいます。書き方次第ということか。
メタンハイドレート開発は、「オール」ジャパンより「コア」ジャパンで(プレジデント) - 2018年までに「商業化の実現に向けた技術整備」が行われる。ひょっとすると2020年東京五輪の聖火台の炎はメタンハイドレートのガスで維持されるかもしれない。(記事より)
井戸知事にメタンハイドレート共同調査を持ちかけた理由(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)科学