2013年09月09日

姫路の資源を、よってたかって発掘

姫路獨協大姫路市上大野

NHK大河ドラマ、興味深く見ています。会津戦争が終わって、舞台は明治期の京都。
新島襄が京都に同志社英学校をつくろうとしたとき、耶蘇教(キリスト教)を持ち込むなどとんでもないと、京都の人々は反対します。
しかし、新島や八重の兄・山本覚馬は、キリスト教を抜きに上っ面の西洋文化だけを取り入れるなど、ありえないと京都府知事に訴えます。

天皇が東京へ行幸し、明治期、京都はお先真っ暗だというのに、京都の人は先が見えなかった。アメリカで学んだ新島や、会津の覚馬の力を借りて再興への一歩を踏み出していったのですね。


兵庫県立大・姫路環境人間キャンパス姫路市新在家本町

姫路獨協大学・兵庫県立大学・立命館大学連携事業「地域夢プラン シンポジウム」開催(報告)[播磨総合研究所・地域連携課](姫路獨協大)
8月30日(金)、イーグレひめじ あいめっせホールにおいて、「地域夢プラン シンポジウム~夢つづく ひめじのまちづくり~」が開催されました。これは地域資源を次の世代へ引き継ぎ、まちづくりに生かす意義や大切さを考える機会とすることを目的として、姫路市と包括連携協定を提携している3大学(姫路獨協大学・兵庫県立大学・立命館大学)の大学連携事業として実施されたものです。
地域のことは地域の長老なり、事情通に聞けばわかるでしょう。でも、地域資源って、それを資源だと感じる視点が必要。

姫路のためにわざわざ3つの大学が集まって、ああだこうだと言ってくれるなんて、本当にありがたいですね。
姫路のことは、長いこと住んでる我々が一番よく知ってる。でも知りすぎていて当たり前だから見えないこともある。

それに、新島が京都に学校をつくったのは京都のためだけではない。日本に新しい学校をつくった、その地が京都だったにすぎません。
姫路の資源を活かせば、それが日本のためになるよ、アジアのためになるよという発想も、地域資源の発掘と直接つながっていくと思います。

明治期の京都に比べれば、姫路の抵抗勢力なんて知れてますから、何やっても上手くいきますよ。きっと。


立命館大・大阪茨木キャンパス(建設中)

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Posted by miki at 23:55Comments(0)社会