2013年06月27日

播磨の日本酒、明石ビール、官兵衛ワインで「乾杯」

明石ビール(明石ブルワリー)

加東市に続き、三木市でも「日本酒による乾杯条例」が制定されました。

「日本酒による乾杯推進」三木市が条例制定(神戸新聞NEXT)
高級酒米「山田錦」の生産量日本一を誇る兵庫県三木市で21日、「日本酒による乾杯を推進する条例」が制定、施行された。
日本で「乾杯」のしきたりが普及したのは明治以降。欧米文化が取り入れられる中での普及だったようです。

日本における乾杯のはじまり(月桂冠・酒文化探求)
米国へ渡航した幕府役人による江戸時代末期の文献には、立ち上がって杯と杯とを軽く合わせて飲む乾杯のしきたりを見聞したことが記されています。
(中略)
幕府役人らが、これらを垣間見てその所作を真似たことが日本での乾杯の先駆けであると推察されています。それが明治期に入り、西洋の文化が取り入れられ、ビールをはじめとして洋酒も嗜まれるようになる中で、乾杯が普及していきました。
ただ、「日本酒で乾杯」というのは昭和初期にもあったようです。

日本の酒の儀礼(月桂冠・酒文化探求)
昭和初期の新聞記事には、「日本酒で乾杯」されたとの記述が見られ、オリンピックの祝勝会で、第一杯目は礼講の締めとして日本酒で乾杯し、その後はビールでの無礼講となっていったことが記されています。
日本酒の味のキメ細かさから言って、上品な乾杯は日本酒やワイン。粗削りな感覚からいって、盛り上がり優先の時は「とりあえずビール」で乾杯というのが、ごく自然でしょう。

明石ビールというのがあるそうですが、機会があったら飲んでみたいと思います。「官兵衛ワイン」も。

参考
姫路ビール(himehime姫路) - 明石ブルワリーの話題。
播磨国ぶどう使用 官兵衛ワイン白(神戸ワイナリー農業公園)

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Posted by miki at 01:11Comments(0)食べ物