2013年06月25日

王者ヤマダも2店舗あるのに、上新電機が姫路に3店目

上新電機姫路東店予告チラシ

家電量販店業界6位の上新電機が、姫路に新店舗を開きます。姫路大津店手柄店につづき3店目。
場所は国道312号線、二本松交差点南300mJR播但線京口駅徒歩9分。
姫路にはヤマダ電機エディオンが2店舗ずつ、ケーズが1店舗あります。

ヤマダ電機がベスト電器を買収し、売り上げ2兆円の企業になったのに続き、ビックカメラコジマを買収し、9000億円近い企業に。
エディオン、ケーズ、ヨドバシカメラと続き、上新電機は4000億円。
売り上げ規模で言えば、上新はヤマダの5分の1。仕入れ能力も5分の1。スケールメリット(規模の経済性)というやつではヤマダに敵いません。

ただ、実感としては上新がヤマダに比べて販売価格が特別高いとも思えません。似たようなものではないでしょうか。
本当に価格差にこだわるなら、ネットで買うし・・
併設されているキッズランドに子どもと行って、ついでに消耗品を買うというケースが多い。

というわけで、自宅の最寄店はヤマダですが、ジョーシンにはよく行きます。ジョーシンの平屋建て店舗がラクということもあります。

上新電機/兵庫県姫路市と愛知県小牧市に出店(流通ニュース)
上新電機は6月28日、兵庫県姫路市に「ジョーシン姫路東店」、愛知県小牧市に「ジョーシン小牧店」をオープンする。
(中略)
両店とも、家電とパソコン、スマートフォン、おもちゃ、模型、TVゲームの「キッズランド」など幅広い品ぞろえとした。
携帯電話の下取り・買取、ゲーム本体・ソフトの買取も実施。エアコン、台所まわり、洗面まわり、耐震・防災対策、シーズン家電、照明器具などの家電機器のメンテナンスサービス「楽助(らくすけ)」も実施する。
家電量販店が力を入れて売っているスマホがあれば、店頭に居たとしても、価格コムの最低価格もわかってしまう時代。
決して価格の安い高いだけが勝負じゃありません。
スケールメリットがすべてを決めるなら、量販店はヤマダ以外は不要。でもそうは思わない。

例えば、たとえ量販店と言ってもジャパネットたかたの社長のような店員がいる店舗なら行ってみたいですね。思わずいらないもの買っちゃいそうですが。

あと、街の電器屋さんに何でもお任せで面倒見てもらうというのも、贅沢な感じがします。
メーカー主導じゃなく、多様な商品が選べて面倒も見てくれ、コストパフォーマンスもいいみたいなフランチャイズの電器屋さんがあれば、受けるのではないかと思います。

ここ10年ほどで、家電量販店は随分大規模化しましたが、決していまの量販店のサービスに満足している人ばかりじゃないと思います。
規模の経済性で劣る弱小量販店には、より細やかな工夫とサービスを期待します。

参考
MBA経営辞書「規模の経済性」(GLOBIS.JP) - 規模の経済性は、より広義には、固定費の分散のみならず、バイイングパワーの強化による仕入れコストの低減も含む。日本で家電販売首位の座を占めるヤマダ電機などは、この大量仕入れによる売上原価低減を大きな武器として急成長した。(記事より)
【ビックカメラ】 コジマの買収で負債膨らむも 金融手法を活用し出店を強化(ダイヤモンドオンライン) - 業界では、ヤマダ、ビック、ヨドバシカメラ、ケーズホールディングスの4陣営に収斂するとの見方がある。残る上新電機やエディオンなどが、いつ買収の対象になってもおかしくない。(記事より)
ヤマダ電機の「他社のインターネット価格にも対応で安い!」は本当なのか遠慮なく「価格.com」の最安値を販売員に申し付けてみた(ロケットニュース24)

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Posted by miki at 01:00Comments(0)ショッピング