2013年03月18日

メタンハイドレート「無限エネルギー」説

香住海岸(兵庫県香美町

国内で年間消費する天然ガスの100年分が日本近海に埋蔵されているといわれますが、そんなチンケな話ではないとの説も。

メタンハイドレートで資源大国への道(東スポWeb)
日本の周辺海域はメタンハイドレートの宝庫で、「100年分はおろか無尽蔵」との見方が出ている。これで日本が、中東以上の資源大国へ大化けする可能性が出てきた。
(中略)
経産省の試算は、主に太平洋のメタンハイドレートの埋蔵量で日本海側は含まれていない。
「日本海側のメタンハイドレートは表層型といい、海底に塊となって露出している。太平洋側は取ったら終わりだが、表層型は海底からメタンハイドレートの柱が立っていて、粒々が毎日、作り出され、溶け出している。いわば地球の活動が続く限り、生成され、100年分どころか埋蔵資源の常識を覆す量になる」(青山氏)
太陽光のような事実上の“無限エネルギー”になる可能性を秘めているという。すでにメタンハイドレートが噴き出す柱を魚群探知機で検知できる技術も開発済みで、実用化自体も日本海側の方が実はたやすいのだ。
日本海は、表層型で、取りやすいのが特徴だと思ってましたが、「無限エネルギー」の可能性もあるんですね。

世界初のメタンハイドレート採取で、愛知県沖がクローズアップされていますが、日本海の表層型の認識はまだ一般的ではありませんでした。

東スポWebのようなメジャーな(?)大衆紙でその重要性が紹介されれば、今後本格的に日本海が注目されるでしょうね。

参考
メタンハイドレートから、世界で初めてガス採取(372log@姫路)
今夏から開始。日本海メタンハイドレート埋蔵量調査(372log@姫路)
経済産業省も向かう、日本海のメタンハイドレート(372log@姫路)

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Posted by miki at 01:54Comments(1)科学