2013年01月13日

セルフサービスが最高。幹線道路には出店しない



テレビ東京の番組(カンブリア宮殿)で取り上げられたことのある、姫路に本社がある西松屋チェーンですが(参考 昨年7月のブログ)、年末に朝日新聞のどらくというサイトにも取り上げられています。

西松屋チェーン社長・大村禎史(おおむらよしふみ)さん 日本中に「ガラガラ店」を(どらく)
「セルフサービスが最高のサービスだ」と考えています。つまり、お客さんの来店時に、すでに全てがサービスされている状態が理想です。商品選びに迷いすぎないよう品目数も適度におさえ、陳列方式、売り場表示、商品案内などすべてを完璧にしたい。そうすれば、お客さんに何の疑問もわかせることなく、ゆったりと買い物をしていただける。まだ、そこまでは達していませんから、質問が出ますし、それにはすぐに対応させています。接客を始めるとキリがないし、もちろん、人件費もかかって結果的に売価をあげてしまうことにつながりかねません。
(中略)
家賃が高い一等地は選びません。お母さんドライバーが、右折して駐車場に入りにくい通行量の多い幹線道路も避け、ややはずれた生活道路を考えることが多いです。立体駐車場も売り場まで時間がかかるので、あまり適しません。最近は平屋の店が軒を連ねるオープンモール型のショッピングセンターにも出店しています。
前回話題にした「店をわざと混雑させない」というのも興味深かったのですが、「接客を始めるとキリがない」「商品選びに迷わないように品目数を抑える」というのも面白いですね。

さらに、幹線道路の店には入りにくいとか、立体駐車場はベターだけどベストではないという感覚は、地方都市でマイカーに頼り切った子育てをしているファミリーだとピンときますが、都会ではあまりに贅沢な感覚なので理解できないでしょう。

参考
大ブレイクの西松屋チェーン、その秘密と人気商品とは?!(マイナビニュース)

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Posted by miki at 20:06Comments(0)企業