2012年11月30日

国内にもディーゼル自動車の波。都知事交代も追い風?

マツダCX-5

かつて黒いススの入ったペットボトルを振り回してディーゼル車規制を推し進めた「暴走老人」石原前東京都知事
最近は、認識が変わっているようです。

ディーゼル車が増えるのは「歴史の必然」...石原東京都知事(レスポンス)
「私は必然的にディーゼルで走るクルマが増えざるを得ないと思うし、けっこうなことだと思う」
(中略)
「欧州へ行くとほとんどがディーゼルですよ。たまたまダボス会議に行ったときに渋滞でホテルまで歩いたんだが、止まっているクルマがみんなディーゼルだったが、排気ガスの臭いが日本と違うんです」と体験を披露。
気付くのが遅すぎる気もしますが、周囲の人の話もあんまり聞きそうにありませんし、しかたないですかね。

国内で全くのゼロ市場とも言える乗用車のディーゼル車分野に、マツダが挑戦しました。

今年のカーオブザイヤーはマツダ「CX-5」(MSN産経ニュース)
7年ぶりに販売したディーゼル車の燃費が軽油1リットル当たり18・6キロと、国内のSUVとして最高の燃費効率を達成したことなどが評価された。
三菱も後を追うようです。

“マツダ効果”でディーゼル復権 販売4.4倍予想、国内の評価変わる(Sankei Biz)
ディーゼルエンジン乗用車が復活傾向をみせている。今年2月に発売したマツダのスポーツ用多目的車(SUV)「CX-5」が想定以上の売れ行きをみせており、三菱自動車が10月に発売したSUV「アウトランダー」にディーゼル車を追加する検討に入るなど、搭載車種の拡大が見込まれる。
ディーゼルを取り締まった東京都知事が交代し、マツダのディーゼル車CX-5がヒットした2012年はディーゼル自動車の転機になる記念すべき年になるかもしれません。

参考
マツダ、新型ディーゼル車を国内販売へ(372log@姫路) - ヨーロッパで販売される新車乗用車の43%はディーゼル車です。 一方、日本では、ディーゼル車がほとんど売られていません。しかし近い将来日本にも、ディーゼル乗用車ブームが到来するかもしれません。(ブログより)

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Posted by miki at 01:04Comments(0)クルマ