2012年11月03日

星の名前になった人

10616 Inouetakeshi (井上毅)(兵庫にまつわる小惑星)

世に悩みはつきものですが、昨日たまたま、出産を迎えているお父さんが、わが子の命名に悩む話を聞きました。名前は一生ものですから当然です。
ところで、わが子に付けた名前が、そのまま星の名前になる例もあるようです。

井上毅さん(5)宇宙へ誘うイノウエ星人(朝日新聞デジタル)
私の名前がついた小惑星があるんです。1997年10月に発見された「10616 Inouetakeshi」。数字は小惑星についている通し番号です。
(中略)
国際天文学連合に申請する際、発見者の知人が私の名前を推薦してくれました。2002年3月のことです。紹介文に私のことを英文でこう書いてくれました。「天文学の普及にあたっている(人物)」。科学館に来る人と同じ目線で、「宇宙に誘う役目を果たしている」との意味を込めてくれました。
姫路市に生まれた井上さんは、小学2年生のこどもの日に「『小学館の学習百科図鑑』宇宙—星と観測」を祖父からもらい、以来、宇宙のとりこになったそうです。

こんな話をしたら、わが子の命名に悩むお父さんは、ますます悩んでしまうかもしれません。

参考
小惑星の名前は「Himeji」(372log@姫路)
小惑星(姫路科学館サイエンストピック 科学の眼No.447) - 姫路と関係がある小惑星がまとめて記載されています。

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Posted by miki at 11:28Comments(1)科学