2012年08月31日

「日本の提訴に応じるべき」。韓国国内にもさまざまな意見



民主国家たる韓国だから、当然「日本の提訴に応じるべき」という人もいるだろうと思っていました。
同時に、これに反対する人の意見も知りたかった。

【韓国ブログ】竹島問題、日本の共同提訴に韓国が応じない理由(サーチナ)
韓国人ブロガーのたぬきあざらし(ハンドルネーム)さんは、一部の韓国人が主張する「韓国領であることが明確なのだから日本の提訴に応じるべき」との考えに反対した。
(中略)
国際司法裁判所については「正義のために動く機関だと錯覚しているようだが、どの国際機構も力の論理が働いている」
(中略)
「独島について、韓国が歴史的に考証された真実の証拠を提出しても、国際司法裁判所がそれを採択しない可能性はある」とし、「日本の影響力やロビー活動は以前ほどではないと言われているが韓国よりあるのは確か。危険を冒してまで提訴に応じる必要は無い」と韓国政府の判断を支持した。
日本国内では世界での日本の影響力低下やロビー活動が貧弱ということは聞きますが、日本の影響力を周囲が恐れているとは報道されないので、新鮮です。

竹島表記2万6千、独島4千、法的根拠ある地名を国内外に広報=韓国(サーチナ)
竹島に対する国際世論や資料は、日本側に偏向されており、ICJの「大国中心主義」を考慮すると、容易ではない戦いになるとの見方も少なくないと指摘。
例えば、2005年現在、国際的な独島表記は4000だが、独島の日本式表記である竹島は2万6000にもおよぶ。これは、韓国が竹島に対する「静かな外交」をしていた時に、日本が活発な国際ロビー活動で世論を主導してきた結果だとの見方を示した。
こちらの記事でも、韓国国内には、日本の国際ロビー活動を高く評価している人がいるのだとあらためて感じます。

韓国から見れば日本は大国。そうした精神的背景も、韓国の竹島(独島)への対応を理解する手がかりの一つなんでしょうね。

参考
当事者間で解決できなければ第三者に判断を仰ぐべき(372log@姫路)
韓国メディアでもちきりの話題。WTOに提訴?(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:05Comments(0)政治