2012年07月18日

「神戸県」誕生への第一歩。「特別自治市」実現へ新法

テクノコ白地図イラストより

大阪都構想」がマスコミを賑わす一方で、いわば「神戸県構想」とでも言える道筋が見えてきました。

「特別自治市」創設へ新法=近く国会提出へ-民主WT(時事ドットコム)
民主党の大都市制度等ワーキングチーム(WT、逢坂誠二座長)は17日、一部の政令市などが創設を求めている「特別自治市」など、都構想以外の新たな大都市制度を検討するための新法案を取りまとめた。
民主が「特別自治市」実現へ新法(MSN産経ニュース)
民主党は17日の政調役員会で、政令指定都市の権限を拡充し道府県から独立させる「特別自治市」構想を実現する法案を国会に提出することを了承した。
神戸市は、かねてから特別自治市構想に積極的です。

「大阪都」は集権型制度 神戸市長が否定の見解(神戸新聞)
神戸など政令市の多くは、政令市を道府県から独立させる「特別自治市」を目指している。
兵庫県から神戸市が独立し、神戸が県並みの権限を持つ、いわば「神戸県」の誕生に道が開かれようとしています。

私は神戸市の特性からいって、図体がでかくてのろのろするんじゃなくて、コンパクトで小回りが効き、新機軸を次々打ち出せるような「かっとび神戸」になって欲しいと思っています。
そもそも兵庫県なんていう広大な県につきあって、調整型の行政をやってる場合じゃないと。

かつて「東神戸独立案」なんてのを書いたのも、そういう思いがあったからです。
神戸のライバルはシンガポールであり香港であって、比べると兵庫県は図体が大きすぎるのです。

一方、兵庫県から神戸県が独立すれば、阪神間の各市と播磨や但馬、淡路島は分断され、ばらばらになってしまうのは否めません。
そもそも兵庫県は広すぎるので、ばらばらになるのはいいとして、どういう枠組みになるのか・・・。

こう考えていくと、播磨は比較的まとまりやすいのではないかと感じます。

参考
「特別自治市」実現へ向けて二重行政解消 権限移譲を(タウンニュース) - 「特別自治市」も「大阪都」も地方分権推進・二重行政の解消を目指しているわけですが、基礎自治体(住民に最も身近な自治体)の権限を強めることを目指す「特別自治市」と都や府などの広域自治体の権限を強める「都構想」とは逆のものであります。機能的には、川崎市が川崎県に、横浜市が横浜県になるイメージで、政令市の権限を道府県並みに拡大するものであります。(記事より)
とりあえず、神戸県民局の廃止を(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(1)政治