2012年03月23日

思いつきから始まるWi-Fi商店街。イオンタウン姫路

イオンタウン姫路姫路市西延末

思いつきが輪になると、Wi-Fi(無線LAN)空間がどんどん広がります。

イオンタウン姫路にWi-Fi空間-テナント2店が無料で提供(姫路経済新聞)
Wi-Fiは、スマートフォンやタブレット端末、パソコン向けの無線通信サービス。ファストフードやカフェなどのチェーン店が利用客向けに無料提供している例があるが、イオンタウン姫路としての提供予定はない。
(中略)
同店で契約しているWi-Fi回線を広く無料提供しようと考えていたところ、近接するみつばち保険ファームの生田裕也店長も同様のサービスを行う予定だと知り、2店共同の展開を思いついたという。
同サービスの展開により、同タウン中央入口周辺の区画にWi-Fi空間が出現。両店の店頭に掲示のパスワードを入力すれば自由に利用できる。
(中略)
 「接続に必要なパスワードは各店共通なので気軽に利用してほしい」と生田店長。「今後さらに数店が協力、提供エリアを広げる予定」という。
イオンタウン姫路がWi-Fi回線を提供しようというのではなく、テナントが店に引いている回線を提供しようという思いつきから始まったもの。

この、「たまたま感」が素敵です。
別にイオンタウンに限らず、どこの商店街でもできそうな気がします。

飛騨高山の商店街では、観光スポットに向かう観光客を商店街に取り込むために、商店街にWi-Fiを整備しました。

なぜ飛弾高山の商店街はWi-Fi整備に熱心なのか (日本経済新聞)
近くにある観光スポットには国内外からの観光客がひっきりなしに訪れているが、商店街を通る客は少ない。Wi-Fiスポットの充実は、観光地から商店街に客を呼び込む狙いがある。
近年はアクセスポイント(ルーター)も1500円ぐらいから売っていて、驚くほど簡単で便利になりました。
私が最近買った機種は、1700円くらいのものですが、持ち運びにも便利なもの。ホテルにLANは来てるけど無線はないという場合でも、その場で無線化できるというような使い方を想定しているようです。
そいつを自宅の2階に設置しましたが、1階でも2階でも家中でネットが可能です。

安価な機器をお店に引いている回線に接続するだけで、付近一帯がWi-Fiスポットと化します。さらに何店かが協力すればWi-Fi空間が出現!

イオンタウン姫路のケースは、「思いつきWi-Fiスポット」として、今後広がりを見せるような気がします。
  

Posted by miki at 00:00Comments(0)IT