2011年11月30日

世界2位の航空会社が破綻



デルタに次いで大きい、世界2位のアメリカン航空が破綻しました。

アメリカン航空 破産法適用申請(NHK)
アメリカ第2位の航空会社のアメリカン航空は29日、日本の民事再生法にあたる連邦破産法11条の適用を申請したと発表しました。
日本航空と同じワンワールドということで、JALマイラーには気になるところでしょう。

格安航空会社などの新興勢力の出現もあって、従来からある大手の航空会社は数が減る一方ですが、東アジアでも、日本航空全日空大韓航空アシアナ航空も全部安泰なんてことはないでしょう。
そうした危機感があるからこそ、日本航空も全日空も格安航空会社に出資し始めたのだと思います。

参考
日本航空、格安航空に参入へ ジェットスターと共同で(asahi.com)
東京・大阪間のフライトが 2400円!? 本格的なLCC時代へ、ANAが背水の陣(現代ビジネス) - フライト1時間に付き30米ドルというもので、例えば「東京・大阪間は2400円」程度とし、飛行機で気軽にランチに行けるようなサービスを目指すという。(記事より) ← 東京から気軽にランチに来られるくらい人が増えたら、ますます伊丹の滑走路をなくすわけにはいかないでしょう。さらに、凍結しているびわこ・播磨空港の建設再開を真剣に考えないと・・。
日航問題のゆくえ(372log@姫路) - 竹中平蔵さんは、アジアでメガキャリアは3社程度と想定し、「中国・香港を拠点とする企業、シンガポールなど東南アジア拠点の企業、そして日本・韓国を含む北東アジア拠点の企業」と予測しています。北東アジア拠点の企業が、全日空を中心とする企業になるか、大韓やアシアナを中心とする企業になるかの勝負が、日本にとっての真の「日航問題」なのかもしれません。(ブログより)
  

Posted by miki at 00:00Comments(0)航空