2011年09月15日

43年間連続黒字の姫路市。その光と影

イオンタウン姫路姫路市延末

さっき気づいたのですが、今月から「ロックシティ姫路」は「イオンタウン姫路」に名前が変わっていました。

ところで、先月姫路市の平成22年度決算が発表されましたが、相変わらず60億円程度の実質黒字のようです。43年間連続黒字とはちょっとビックリ。

平成22年度 決算の概要(姫路市)
姫路市の平成22年度決算は、一般会計の歳入が2,246億939万円、歳出が2,162億8,969万1千円で、形式収支は83億1,969万9千円、ここから翌年度への繰越財源22億7,875万円を差し引いた実質収支は60億4,094万9千円となり、昭和43年度以来43年連続の黒字となりました。
要するに積極財政派の石見元秀モノレール市長が交替してその後2年目以降は、ずっと黒字ということですね。
おかげで43年間、姫路市は大した投資もせず、廃止となったモノレールの撤去もせず、街が凍結されていたと言えなくもありません。
(一方で、石見時代にできた多くの建物や施設が老朽化して、昭和遺産になりつつあります。これはこれで味わい深い)

最近は、姫路駅前の関連事業で、少々お金を使っているのかもしれませんが、それでもほどんとはの事業だったり、JRの事業なわけですから、大きな天災でもなければ今後も黒字が続くのでしょうね。
もっとも、4割を占める市税が入って来なくなれば、そういうわけにいきませんが。

参考
松山市:53年連続黒字も、1人の借金65万--10年度決算 /愛媛(毎日jp) - 松山市は53年連続黒字。
3年連続増収、39年連続黒字の姫路市(372log@姫路)
  

Posted by miki at 00:38Comments(0)政治