2011年08月15日

LCCとともに世界最先端を突き進む関西空港



関空に7社目の格安航空会社(LCC)乗り入れが決まりました。

関空7社目LCC、エアアジア就航へ(SankeiBiz)
マレーシアに拠点を置くアジア最大の格安航空会社(LCC)、エアアジアの子会社で長距離を運航するエアアジアXが、関西国際空港に大阪-クアラルンプール路線を就航させることが4日、明らかになった。
乗り入れ理由は、大阪が日本第2の規模を持つ都市で、ビジネスチャンスにあふれていること。さらに関空がハブ空港であり、日本国内やソウルとの乗り継ぎ拠点として魅力があるからのようです。

エアアジアX、関空/クアラルンプール線就航、イン/アウトの需要獲得に意欲(トラベルビジョン)
エアアジアX(D7)は11月30日から大阪/クアラルンプール線を週4便で運航する。
(中略)
「経済・ビジネスで日本第2の規模を持つ大阪は、ビジネスチャンスにあふれた非常に魅力的なマーケット」と位置づけ、さらに「地域のハブ空港である関空の存在により、関西はより多くの顧客を供給する一大市場となるだろう」と、同路線への期待を示した。
(中略)
関空は、同空港の成長戦略の柱のひとつにLCC誘致を掲げており、すでに5社(ジェットスター航空ジェットスター・アジア航空済州航空エアプサンセブ・パシフィック航空)の海外資本LCCが就航している。会見では関西国際空港代表取締役副社長の竹内剛志氏が、「D7や、2012年に就航予定のピーチ・アビエーションを迎え、関空はLCC拠点としてさらなる成長を遂げる。24時間空港で、スロット制約が少ない関空は、世界中のLCCにとって理想的。今後も、現在建設中のLCC専用ターミナルを含め、関空の存在価値を高める取り組みを進めていく」と表明した。
LCCは、国際間移動でも費用がかかりません。ただ、拠点空港まで安く飛んでも、そこから移動する際に多額の費用が発生しては、魅力が半減。

しかし、他社であってもLCCが集まっている空港であれば、LCCからLCCに乗り継ぐチャンスが増えることになります。LCC同士は競争相手であると同時に、仲間であり、多数のLCC社の乗り入れが、参入するLCCにとっても魅力があるという面があります。

LCC拠点ハブ空港としてトップランナーに立つ関西空港は、将来とも有望な世界有数の空港でしょう。

参考
空港は足りるのか。航空運賃の「価格弾力性」(372log@姫路)
大阪の格安航空は「ピーチ」(372log@姫路)
関空~マニラが片道99円!セブ・パシフィック航空(372log@姫路)
  

Posted by miki at 00:00Comments(0)航空