2011年01月29日

年間7千億円の財源を捻出。高速道路無料化



高速道路無料化で、交通量が2倍になり、並走する一般道は2割減と、効果が顕著に出ていることがわかりました。

高速無料化で交通量2倍、並行一般道は2割減(YOMIURI ONLINE)
対象区間の交通量は実験前と比べて約2倍に増え、渋滞が発生した区間もあった。そのあおりを受けた形で、並行する一般道は全体で交通量が約2割減少した。
実験にとどまらず、恒久化への財源確保も検討されています。

高速無料化財源に利払い費活用へ 恒久化、実験区間増に充当(47NEWS)
高速道路の原則無料化の財源として、国土交通省が高速道路の建設債務償還計画に計上している利払い費の活用を検討していることが25日、分かった。道路公団の民営化以降、想定外の低金利が続いて当初見込みより利払い費の圧縮が進んでいるためで、当面は年間で最大7千億円程度を捻出できるとみている。
夜間大型車の無料化も検討。

高速道:夜間限定で大型車無料化も 大畠国交相(毎日jp)
大畠章宏国土交通相は28日の記者会見で、11年度の高速道路無料化の社会実験について「物流効果を考えて、夜間の大型車を含め検討を進めている」と述べ、長距離トラックなどを対象に夜間限定の無料化を導入する意向を示した。2月上旬に対象区間などを公表する。
実験により明らかな効果が認められているのですから、進めていくということでしょう。

参考
高速道路は大部分が無料化へ(372log@姫路)
  

Posted by miki at 01:04Comments(3)クルマ