2010年09月11日

関空とANA格安社がタッグ。小型機増加で滑走路混雑へ

関西空港

全日空が関空を拠点に、年内にも格安航空会社を設立します。

小型5機で運賃半額、アジアにも路線 全日空の格安航空(asahi.com)
全日本空輸は9日、日本勢で初めての本格的な格安航空会社(LCC)を年内に設立すると発表した。関西空港を拠点に来年度、アジアと結ぶ国際線と国内線の運航を始め、既存の大手の半額程度の運賃を目指す。
(中略)
2本の本格的な滑走路を持つ関空は「無駄な公共事業の象徴」と言われてきた。関空会社幹部は「全日空のLCCの拠点になることで業績が伸びれば、これらの批判をかわせる」と期待する。
運賃は従来の半額。単純に考えれば、利用者は倍ぐらいになるんじゃないでしょうか。
航空運賃だけとれば、年1回旅行していた人は年2回行くことができます。

しかも小型機を使うとなれば、滑走路が混雑しますから、関空の24時間離発着可能な2本の滑走路は頼りになります。

滑走路が過剰どころか足りなくなって騒ぎ出すのも時間の問題と思います。
神戸空港ができた頃に言われた大阪湾の空域混雑の問題が再燃するかもしれません。

参考
全日空、関空拠点に格安社。小型機を利用(372log@姫路)
アジアの観光ビッグバン。大阪湾上空、混雑激化へ(372log@姫路)
「高い」播磨の航空需要。「足りない」大阪湾の空域(372log@姫路)
関西3空港の上空が、益々過密に(372log@姫路)
  

Posted by miki at 07:33Comments(4)航空