2010年08月22日

高速道路無料化で、物流コスト減

山陽自動車道(8月14日下り)

今年は、14、15日というお盆でなおかつ休日1000円対象日に山陽姫路西-広島東間を往復しましたが、15日の赤穂IC付近の上り渋滞に巻き込まれただけであとはスイスイでした。
また、無料化実験中の広島呉道路も通りましたが、出入り口はやや混んでいたものの、概ねスイスイでした。

ところで、一部高速道路無料化開始1ヶ月時点で、最終的に物流コストが減少すると見込む業者が41%もいる模様。

交通量は平均1・87倍 高速無料化1カ月(47NEWS)
物流コストが減った理由で「(荷物が)早く運べ残業時間が減り、人件費が削減できた」などがあった。実験が終わる来年3月末までの物流コストの見通しには、41%が「コスト減」と答えた。
一方で、全国的に、懸念された渋滞は、ピークと見られたお盆でも昨年よりひどくはならなかった模様。

お盆の渋滞、今年は減少=混雑避け、利用分散化?-高速各社(時事ドットコム)
渋滞回数は、長さ30キロ以上が26回(昨年56回)、10キロ以上が448回(同520回)とそれぞれ昨年より減少し、事前予想を大きく下回った。
JRも大打撃を受けるどころか微増のところも。

高速無料化取り越し苦労…お盆のJR利用者微増(YOMIURI ONLINE)
JR東日本などでは、高速道路の一部区間無料化の社会実験による乗客減を懸念していたが、「今のところ顕著な影響は出ていない」(JR東)としている。
高速道路無料化で懸念されていたことは、現実にはあまり起きておらず、むしろメリットが大きいという結末になりそうな予感がします。

参考
高速道路無料化で、一般道の渋滞無くなる(372log@姫路)
官民から高速道路無料化拡大の声(372log@姫路)
高速道路無料化、順調な滑り出し(372log@姫路)
  

Posted by miki at 00:00Comments(2)クルマ