2010年07月01日

官民から高速道路無料化拡大の声

中国自動車道山崎IC(← 現在は有料)

高速道路無料化開始がニュースなどで報じられ、次第に利用者が増えているようです。

高速道路無料化、初日は79%増 渋滞4区間(日本経済新聞)
対象区間ごとに午前と午後の増加率を比較すると、50区間のうち47区間は午後の方が高かった。
同省は「当日の報道で実験開始を知ったマイカー通勤者や買い物客、運送業者などが多く利用したようだ」とみている。
大型車も一般道利用から高速道路利用に移行しているようで、さらなる無料区間の拡大の声も出ています。

高速無料化:社会実験 観光業界は歓迎 JRやトラック協会困惑 /北海道(毎日jp)
美唄岩見沢間をよく利用するという男性(61)は「先週末はガラガラだったが、(28日の)昼過ぎは車でいっぱいだった。普段は走らないダンプカーや長距離輸送のトラックが多かった」と話す。
(中略)
苫小牧札幌を結ぶ道央道は無料化の対象から外れており、札幌の運送会社員は「北海道最大の商業道路を無料にしなければ何の意味もない」と批判した。
政府からもさらなる拡大の声。

高速無料化、実験結果みて「大いに拡大」検討(YOMIURI ONLINE)
仙谷官房長官は28日の記者会見で、全国の高速道路の一部を無料化する社会実験が同日から始まったことに関し、「国民の利便にかなって物流コストが安くなり、地方の中小企業の役に立てるということであれば、大いに拡大していくべきだ」と述べ、実験結果を精査したうえで無料化の対象路線の拡大も検討する考えを示した。
財政再建のためにも、一般道路の拡幅工事は止めて、高速道路の無料区間をどんどん増やしていく必要があるように思います。

参考
来年度の高速無料化拡大 予算、増額要求へ 前原国交相(asahi.com) - 前原誠司国土交通相は22日の閣議後会見で、来年度の高速道路無料化のための予算として、今年度の1千億円を上回る額を要求し、無料化の対象路線を今年度の約1600キロから拡大する考えを明らかにした。(中略)前原国交相は、菅直人首相から段階的無料化の実施を指示されたことを踏まえ、「無料化を段階的に進めるということであれば、無料化区間の来年度要求は増やすのが当然」と述べた。(記事より)
  

Posted by miki at 00:00Comments(2)クルマ