2010年05月28日

財政赤字でも貿易収支黒字の日本。アジア向け輸出が牽引



日本の貿易黒字が伸びています。

4月の貿易黒字、前年の15倍!アジア向け好調(YOMIURI ONLINE)
アジア向けなどの輸出が好調で、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は7423億円の黒字となり、前年の約15・1倍の大幅増だった。貿易黒字は13か月連続。
(中略)
地域別の輸出額は、中国を含むアジア向けが45・3%増、米国向けが34・5%増、欧州連合(EU)向けが19・8%増で、アジア向けの輸出の増加が目立った。中国向けの輸出額は4月としては過去最高だった。
中国では都市化の動きが加速しています。

中国、都市化が加速する時期に突入(人民網)
中国はすでに都市化が加速する時期に突入しており、2020年までに人口の約50%が都市に居住、2050年には人口の約75%が都市に居住するようになるという。
(中略)
現在中国の都市化レベルは依然として工業化の発展に遅れをとっており、発展水準で見ると、先進国のレベル(85%)に遠く及ばないどころか、世界平均(50%)も下回っており、今後の発展の余地は大きい。
日本にとって、急速に都市化する中国は魅力的な市場です。

都市機能支える「安心」売り中国で活況…関西の中堅メーカー(YOMIURI ONLINE)
一方、都市化に伴って、金融機関が備える現金自動預け払い機(ATM)も普及してきた。09年度の設置台数は約13万台だったが、14年度には31万台に拡大すると見込まれる。
ATM向け紙幣入金装置のメーカーであるグローリー(兵庫県姫路市)は、09年度の中国での売り上げが前年度の1・7倍、26億円になった。傷や汚れのある紙幣や偽札を検知する得意の技術では、地元メーカーを寄せ付けない。西野秀人社長は「中国は金融機関の機械化が日本より15年は遅れている」として、10年度も前年度の1・5倍の売り上げを見込んでいる。
東京にあって姫路に無いものってそんなにありませんが、中国全土で見れば、姫路にあって中国にないものはまだまだあります。しかも人口は日本の10倍ですから、市場の可能性は大いにあるでしょうね。

参考
福井と兵庫のコラボ弁当。姫路おでんも(372log@姫路) - 持ち帰り弁当の「ほっともっと」が中国全土で200店舗を出店するそうです。(ブログより)
09年度貿易収支、2年ぶり黒字 中国が初の輸出相手国トップに(MSN産経ニュース)
4月の貿易黒字7423億円 アジア向け輸出が牽引(asahi.com)
日本米の国際競争力(372log@姫路)
国際競争力を誇る日本の農業技術。アジアで独走(372log@姫路)
コンビニ新展開。電気自動車ステーション、アジア進出(372log@姫路)
輸出入過去最高の姫路港、堅調の造船関連(372log@姫路)
中国人も安全な播磨産がお好き(372log@姫路)

← 1日1回クリックして頂けるとRankが上がります  

Posted by miki at 00:27Comments(2)企業