2010年04月28日

溶ける国境、日中韓で「共同漢字」

北京市のタクシー

中国で、北京駅まで行ってほしくてタクシーの運転手に日本語ガイドブックの「北京駅」を見せたのですが、「駅」という漢字がわからず、駅を説明するのに四苦八苦しました。

中国は漢字圏だから、漢字を書いたら何とか通じるだろうと思ったら、そうでもないようです。

日中韓賢人会議閉幕 環境政策、3カ国協調を(日本経済新聞)
日中韓の経済、政治や学術分野の有識者が3カ国の協力関係などを議論した「日中韓賢人会議」(日本経済新聞社中国・新華社韓国・中央日報主催)は19日午後、政策提言をまとめて閉幕した。
(中略)
文化・教育分野では、日中韓で500字程度の「共同漢字」を選定し、各国の学校教育に取り入れることを求めた。
今でも共通の漢字はあるのでしょうが、どうせなら、日中韓で共通のものを決めておけば、実用的です。

日本にはひらがなという便利なものがあって、知っているものは漢字、知らないものはひらがなでとりあえず文章が書けてしまいます。
中国や韓国のかたが日本語を勉強する際に、自国で勉強した500字の共同漢字の知識の余分に、日本語のひらがなを覚えれば、取りあえず日本に来ても不自由はないなんてことになれば、留学生や観光客、さらにビジネス交流も増えるんじゃないでしょうか。

参考
日中韓三カ国で500漢字の共通化(nozawa22)
日中韓首脳会議をお城に誘致?(372log@姫路)
東アジア共同体が必要な本当の理由(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(2)文化