2010年04月17日

評価一変。「将来有望な」茨城空港、神戸便も運航開始

茨城空港

茨城空港は、開港後20日間の平均搭乗率が85%と予想を10%上回り、機体を大型化した日もあったほどの人気が続いています。

茨城空港:「順調な出足」 アシアナ搭乗率85%--知事会見 /茨城(毎日jp)
先月11日開港した茨城空港に定期運航するアシアナ航空(韓国)のソウル便搭乗率が3月の計20日間で85%だったと明らかにし「極めていい搭乗率だ」と順調な出足を評価した。うち11日間は、予約が多かったため当初の144人乗りから177人乗り飛行機に変更したという。台湾往復などアシアナ以外のチャーター便搭乗率は92%だった。
開港後20日間の平均がいきなり85%って、すごいと思います。国内線のランキングに当てはめると、堂々の3位。もちろん、この搭乗率が維持されればという仮定の話ですが。

さらに、見学客が1ヶ月で15万人も訪れ、土産物も飛ぶように売れたとか。

茨城空港1か月浮かぶ課題(YOMIURI ONLINE)
学校の春休みも終わったというのに、アシアナ航空の飛行機を間近で見ようと、空港の送迎デッキは500人を超える見学客でぎっしり。ターミナルビル2階に入居する飲食店「すぎのや」はごった返し、亀印製菓の人気商品「茨城空港どら焼」も飛ぶような売れ行きだった。
そして昨日からは神戸便も就航しました。

茨城空港に初の国内線就航 スカイマーク神戸便(MSN産経ニュース)
3月に開港した茨城空港(茨城県小美玉市)で16日、初の国内線定期便となるスカイマーク神戸便の運航が始まった。
(中略)
橋本知事は「開港当初は厳しい声もいただいたが、見学者を含め(1カ月で)15万人が来場し、予約も順調。将来有望な空港とも言われるようになった」とあいさつ。
「茨城空港は日本の空を変える」「茨城空港で覚醒する関東人」などと言ってきた私も、出足からここまで好調とは予想がつきませんでした。北関東の底力、潜在力を、改めて再認識しました。

世界的にも景気回復傾向なので、このまま突っ走り、一気に日本の航空界を引っ張って行って欲しいですね。

参考
完売!茨城空港どら焼!!(ハッスル黄門の諸国漫遊記)
速くないけど安い。飛行機で行こう(372log@姫路)
茨城空港絶好調。覚醒する関東人(372log@姫路)
関東へ5800円~。茨城-神戸航空券、本日発売(372log@姫路)
茨城-神戸に定期便。日本の空を変える第一歩(372log@姫路)
茨城-神戸便実現か?(372log@姫路)
大手旅行社「茨城空港は、成田や羽田よりいい立地」(372log@姫路)
茨城空港神戸便が就航(YOMIURI ONLINE) - 搭乗率は到着便75%、折り返し便92%と新路線への関心の高さを裏付けた。(中略)神戸便の目標搭乗率について「40、50%あればコストを賄える」と述べ、整備士を常駐させないなど、同社が初めて実施する低コスト運航で採算を確保できるとの認識を示した。(記事より) ← 搭乗率50%でもコストを賄えるそうなので、75%~92%というのが今後変動しても、継続可能性は高そうです。「せめて往復2便あれば、もっと利用される」という声も多いみたいなので、増便でなおさら利用が安定するかもしれません。
茨城空港:スカイマーク神戸定期便就航 LCC対応、本格始動 /茨城(毎日jp) - 「茨城は原子力など全国とかかわりの深い産業集積があるため、ビジネス面での関西との交流は大いに見込める」と語るが、1日1往復という運航スケジュールには「最低でも午前と夕方の2便ないと、ビジネス客がつくのは難しいのでは」と分析。一方、神戸便を活用した観光誘客では、有馬温泉姫路城などを回る「団体ツアー」の企画と開拓が集客アップの近道になると指摘。(記事より 10.4.18 追記) ← やはり1日2便と姫路がキーポイントか・・?

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Posted by miki at 00:00Comments(2)航空