2010年02月24日

日本人として生きるのがうれしい時代?

書写山より姫路市内を望む

バンクーバーオリンピックも、いよいよ佳境に入ってきました。真央ちゃんも登場しますね。

一方、政治は相変わらず政治とカネの問題とやらで、小沢問題一色です。全く、イヤになってしまいます。

ところが、世の中には変わった人がいて、小沢一郎を評価し、あげくの果てに「日本人として生きるのがうれしい時代が戻ってきた」と言っている人がいます。

「日本が『対米従属』を脱する日」(風雲舎)を著した、田中宇(さかい)さんです。
筆者は、現在を米国の崩壊と世界の多極化への過程と捉えます。

そして、日本の対米従属維持というプロパガンダの嵐を乗り越えて、その準備をしている民主党は、尊敬に値する。小沢一郎は高く評価されるべきと言います。

氏は、オバマ政権が鳩山政権に対して親密さや理解を示していると言います。実は米国は日本の対米従属を良しとしていなかった。米国のほうこそ従来から対等な同盟関係を望んでいたと言うのです。

日本は、対米従属をするために、北朝鮮や中国などに対して敵視政策を(国内向けに)取り続けてきたが、米国はそんな日本に対し冷淡だった。それをやめようとする鳩山政権には歓迎姿勢を見せるのは当然と言います。

マスメディアでは報じられない見方・考え方なので、本来であれば受け入れられないかもしれませんが、筆者は数年にわたってホームページで記事を書き続け、ある程度ネットでは読まれているようです。

普天間問題など、最近の不可思議なニュースを考える上で参考になる気がします。

P.S.
冷静な語り口は、独創に満ちた珍説(?)を、和らげる効果があるかもしれません。

参考
田中宇の国際ニュース解説
予定通り(?)のテニアン移設(372log@姫路)
日中合同軍事訓練を決定。対米従属からの歴史的転換(372log@姫路)

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Posted by miki at 02:55Comments(0)政治