2010年01月16日

料金上限制は、乗り降り自由が必須

休日上限1000円でも・・(山陽自動車道

高速道路無料化のトーンが下がっていますが、無料化は曜日を特定しなければ渋滞の原因にならないし、燃費の悪化にもつながらない。また、一般道路のクルマが減るので、歩行者や自転車との事故が減るという意見もあります。

さらに、上限制を実施するなら、必ず乗り降り自由にすべきだという意見も。

丸山誠のカーライフあれこれ(マイコミジャーナル)
均一料金制度を6月に実施するなら必ず乗り降り自由の制度にするべき。これなら観光地も潤うはずだ。ETCならその管理は簡単だし、ETCを使わないドライバーでも領収書を見せることで対処できる。乗り降り自由は、必ず実現してもらいたい。
香川では(割引や無料化)賛成が圧倒的。

高速道の割引や無料化/63.8%が賛成(四国新聞社)
百十四銀行が香川県内の顧客を対象に行ったアンケート結果によると、高速道路の割引や無料化に対して63・8%が「賛成」と回答し、「反対」の8・2%を大幅に上回った
都会に比べると地方では高速道路の利用に対する意識が高いのでしょうね。都会の人は、どことなく他人事です。

大西さんは、無料になっても混雑しない高速道路は多い。都会中心の道路論議に警鐘を鳴らしています。

無料になっても渋滞もしない高速道路って案外多いのじゃないか(大西 宏のマーケティング・エッセンス)
いまだに、多くの人が、関東や関西の高速の混雑をイメージして、高速道事情を考えている節がありますが、地方にいくと事情は異なるということです。道路議論も、頭の中、都会中心ではなく、地方の実態を考えれば、首を傾げることが多いのです。
都会は対象外なのですから、実態を踏まえて反対しているわけではない。

例えばスプリング8が何か解らずに予算をカットしているようなもの。そんな人ばかりにインタビューやアンケートをとっても、そこで得られる結果はかなり割り引いて見る必要があります。

参考
上限2000円で、休日1000円廃止(372log@姫路)
高速道路値下げ影響?1億円の金塊(372log@姫路) - どこまで行っても「1回」1000円という料金体系だから素通りするのであって、乗り降り自由で1日1000円だったら、通過する交通量が増えているのだから、むしろ観光客は増えるはず。問題なのは寄り道しにくい料金体系のほうです。(ブログより)

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Posted by miki at 00:00Comments(11)クルマ