2009年09月14日

環境特需で、LED市場活況

蛍光灯電球

LED市場が活況です。

LED灯 狙え民主特需 パナも参入 低価格化に拍車(FujiSankei Business i.)
省エネ、長寿命で「次世代照明の本命」ともいわれるLED電球の一般家庭向け市場に、大手電機メーカーが相次ぎ参入する。東芝シャープに続き、三菱電機NECが今月中に発売する予定。10日にはパナソニックが、来月21日に発売することを発表した。
(中略)
各社が相次ぎ参入するのは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)排出量の削減のため、政府が「2012年をめどに白熱電球から省エネ性能に優れた製品への切り替えの実現を目指す」という目標を設定したためだ。各メーカーともこの方針を受け、同年までに白熱電球の生産を停止する。
さらに政権政党となる民主党が「温暖化ガス排出量を20年までに1990年比25%(05年比30%)削減」とする目標を掲げたことで、市場急拡大の期待が高まった。
パナソニックは、今年度40万個を売るとか?

パナソニックもLED電球参入(YOMIURI ONLINE)
パナソニックは、発光ダイオード(LED)を使った家庭用電球「エバーレッズ」8機種(市場想定価格4000~5000円前後)=写真=を10月21日に発売し、LED電球市場に参入する。
たまたま玄関の電球が切れたのでジョーシンに買いに行ったのですが、白熱電球が100円、蛍光灯電球が500円、コンパクトタイプの蛍光灯電球が1000円という感じでした。
60kw白熱電球と同じ明るさで消費電力10kw程度ということで、蛍光灯電球を奮発したのですが、それにしてもLED電球の4000~5000円というのは高すぎの気がします。

LED電球の記事は白熱電球との比較が多いですが、蛍光灯電球と比較すれば今のところ厳しいのでは?
でも、パナが40万個売るというのだから、そこそこ売れるんでしょうね。

しかし、これに4000~5000円払うんだったら、こっちのほうがいいんじゃないでしょうか。

停電時も点灯、防災対応のLED電球 国内初の商品化(神戸新聞)
電子部品メーカーの加美電機多可郡多可町)は、充電池を内蔵し停電後も一時間以上点灯する防災対応のLED電球を、国内で初めて製品化した。一般家庭のソケットに適合し、取り外して懐中電灯代わりに使えるのが特徴。
(中略)
希望小売価格は6000-9500円。非常用発電装置を使う照明と比べて手軽で、中小規模の施設からの引き合いも期待。初年度3600個の販売を目指す。
販売目標台数が2桁違うのに、売値があまり変わらないのは不思議ですが、どうせ高いもの買うんだったら停電でも点灯する安心感を買うのも、とくにお年寄りを抱える家庭等でいいんじゃないでしょうか。

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Posted by miki at 00:00Comments(0)企業