2009年08月20日

トヨタが播磨製リチウムイオン電池を採用

プラグインハイブリッドカー

トヨタハイブリッドカーは、ニッケル水素電池を搭載していますが、次期ハイブリッドカーには、リチウムイオン電池を採用する模様です。

トヨタ、三洋から電池 ハイブリッド人気で不足(東京新聞)
トヨタ自動車が、ハイブリッド車用のリチウムイオン電池を三洋電機から調達する方針を固めたことが十九日、分かった。ハイブリッド車の需要増で、基幹部品である電池の不足を解消する必要があり、調達先の拡充で対応する。
調達先は三洋電機。神戸新聞は、播磨加西の新工場でトヨタ向けのリチウムイオン電池を生産する見込みと報じています。

トヨタ、三洋から電池調達 加西工場生産分(神戸新聞)
トヨタは三洋のリチウム電池を2011年にも発売するミニバンタイプのハイブリッド車に採用する。当初は年間1万台分程度を調達する見込み。将来は、家庭でコンセントから充電が可能なプラグインハイブリッド車や、電気自動車にも採用する可能性がある。
(中略)
三洋は、加西市鎮岩(とこなべ)町の加西事業所で9月に着工する次世代ハイブリッド車用リチウムイオン電池の新工場で、トヨタ向けを生産するとみられる。新工場は10年7月の完成予定で、当初の月産能力は100万個を計画。生産設備を含めた投資総額は200億円前後の見通し。
将来は、プラグインハイブリッドや電気自動車にも採用の可能性があるとのこと。

播磨のリチウムイオン電池が、日本経済や地球環境の救世主となるか?といったところでしょうか。

参考
三洋、加西に第2,第3工場も。車載用電池シェア3~4割へ(372log@姫路)
ハイブリッド車用電池の新工場。播磨に建設を正式発表(372log@姫路)
トヨタが播磨に研究拠点を設ける理由(372log@姫路)- トヨタは燃料電池車の本格的な実用化を目指して、専用の研究施設を播磨に持っています。核となる研究も、心臓部の生産も播磨です。

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Posted by miki at 00:00Comments(2)クルマ