2009年05月20日

政権交代へ高まる期待とその効果

民主党

鳩山民主党の滑り出しは絶好調です。

毎日新聞世論調査:「辞任効果」、民主安堵 「衆院選で期待」最高56%(毎日jp)
民主党の支持率も30%に達し、参院選で大勝した直後の07年8月の33%に次ぐ水準。「支持政党なし」と答えた無党派層では、衆院選で民主党の勝利を期待する回答が54%で、自民党の17%の3倍以上に達した。
韓国メディアも民主党の勢いを報じています。(見出しの「鳩山総務相」は鳩山代表の間違いと思われます)

自民党、鳩山総務相への警戒感高まる/日本(中央日報)
日本の最大野党・民主党の新代表、鳩山由紀夫氏が民主党に新風を吹き込んでいる。
(中略)
世論のこうした変化に、自民党は緊張している。小沢代表の政治資金問題で民主党がつまずいた約2カ月間、着実に伸ばしてきた自民党の支持率が、鳩山新代表体制の発足から1日後に原点に戻ったからだ。何よりも「小沢氏が退いたポストにナンバー2の鳩山が就くなら勝算がある」と予想した自民党としては少なくない衝撃といえる。
政権交代を期待する国民の潜在意識は、相当なものですね。

さらに、検察やマスメディアに対する不信感も大きいのではないでしょうか。

鳩山新体制「小沢傀儡」批判の裏 検察と大手マスコミの恐れ(データ・マックス)
大手マスコミの論調はといえば、小沢前代表の辞任を煽った挙げ句、今度は「小沢氏が説明責任を果たさなければ、有権者の理解は得られない」とするものばかりである。「小沢の傀儡」「二重権力」を強調するメディアも少なくない。止まない小沢氏への攻撃は、何を意味しているのだろう。
(中略)
あらゆる「既得権益」を敵とみなす野党側にしてみれば、大手マスコミの「記者クラブ制」による情報支配もその対象である。知る権利を盾に公金で記者クラブを維持している上、公的機関の情報を独占することで命脈を保ってきた大手マスコミは小沢氏と民主党の逆襲に対し、戦々恐々だろう。
自民議員には及ばない西松建設の不可解な検察捜査や、記者クラブ制の見直しなど、政権交代は予想以上に新風を吹き込むかもしれません。

参考
【産経・FNN合同世論調査】党首力では鳩山氏に軍配、だが…(MSN産経ニュース) - 産経新聞社FNNの合同世論調査で、政党支持率で自民党を引き離し、次期首相候補でも鳩山由紀夫代表が麻生太郎首相を上回り、民主党内には、「小沢一郎氏が代表を辞任して、代表選を実施した効果が出た」と歓迎ムードが広がっている。(記事より)
鴻池官房副長官辞任:頭抱える自民関係者 /兵庫(毎日jp) - 小難しい話ではなく、単に自民党が自滅しているという見方もできます。
維新に向かって(衆議院議員 山口つよし) - メデイアは当初、党がバラバラになるのではないかと思っていたようですが、後腐れはありません。週末の支持率調査で、次の総理にどちらがふさわしいかで、鳩山さんが麻生さんを圧倒してるようです。(ブログより)
鳩山新代表決定を受けて(民主党衆議院議員 松本たけあきオフィシャルウェブサイト) - ほとんど更新されないブログですが、さすがに今回は更新されてました。
鳩山就任会見 報じられない「記者クラブ否定」発言(データ・マックス) - 民主党・鳩山新代表は就任会見で、フリージャーナリスト・上杉隆氏の質問に対し「民主党が政権を取ったら記者会見をオープンにする」と明言した。しかし大手マスコミは、このやり取りをほとんど報じていない。「報じられない」といってもいいだろう。(記事より)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)政治