2008年11月24日

IPSアルファテクノロジ姫路、マレーシアに新工場

IPSアルファテクノロジ姫路(建設中)

今年7月に着工したパナソニック子会社のIPSテクノロジアルファ姫路ですが、残すところ1年あまりで工場を稼動すべく、外観の骨格が見える状態にまで建設が進んでいます。
さらに、今月このIPSアルファテクノロジ姫路が全額出資し、IPSアルファテクノロジ マレーシアを設立します。

IPSアルファ、液晶モジュールをマレーシアで生産(asahi.com)
2010年1月に稼働予定のIPSアルファテクノロジ姫路(兵庫県姫路市)が全額出資する。今月中に設立する予定。マレーシアで生産したモジュールをアジアのほかインドやロシア、中近東・アフリカのテレビ組み立て拠点に供給する。
(株)IPSアルファテクノロジ マレーシアを設立(IPSアルファテクノロジ)
新会社は、最新鋭の液晶パネル量産拠点として兵庫県に建設中である、姫路工場((株)IPSアルファテクノロジ姫路※)の傘下におき、マレーシア セランゴール州 シャーラム工業団地にある、パナソニック(株)のテレビ生産拠点「パナソニックAVCネットワークス クアラルンプールマレーシア(株)(Panasonic AVC Networks Kuala Lumpur Malaysia Sdn. Bhd.) 以下PAVCKM」構内に液晶モジュールの生産ラインを開設し、隣接するテレビセット組立工場との一貫生産による高効率な生産体制を構築。PAVCKMとの垂直連携の推進で、双方の生産性の向上を図り、国際競争力の一層の強化につなげます。
PAVCKMは、マレーシアの首都・クアラルンプールから車で1時間のシャーラムにあります。人口は姫路よりもやや多い58万人。世界最大級のブルー・モスクがあります。

世界最大級!!  ブルーモスク!!(H.I.S. クアラルンプール支店)

アジアの液晶モジュール供給拠点として期待される、IPSアルファテクノロジ マレーシアですが、マザー工場として姫路の役割も大きいものが感じられます。「姫路 - シャーラム」を基軸として、アジアの液晶テレビ組立て拠点に液晶モジュールを供給し、競争力を発揮できるか否かが、パナソニックにとってもキーポイントとなりそうです。

関西空港クアラルンプールは直行便だと、7時間で行くことができます。ちなみにクアラルンプールは、格安航空会社・エアアジアの本拠地。今後、運賃も下落するのではないでしょうか。

参考
ブルーモスク(Cafe Tom) - 世界で最も美しいと言われ、世界で2番目に大きいと言われるモスクで前王様マシッド.スルタン.サラフディン.アブデュール.アジズ.シャー,,,,のモスクです。(ブログより)
エアアジアCEO、「12年までに日本航空を追い抜く」(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)企業