2008年05月11日

本日で菓子博閉幕。4年後も、ぜひ姫路で

姫路みゆき通り商店街

先月18日から姫路城周辺で開催されてきた全国菓子博覧会ですが、いよいよ今日が最終日となります。予想を遥かに超える90万人前後の入場者数と、県内130億円と言われる経済効果を生み、姫路駅と菓子博会場間では、百貨店や昼間の飲食店や喫茶店、雑貨店で売り上げが通常に比べて倍増した店もありました。

菓子博効果 夜の街はいまひとつ(神戸新聞)
姫路駅と菓子博会場を結ぶ大通りに面したヤマトヤシキ姫路店は、地下の食品売り場や特別メニューを出すレストラン街の売り上げが例年の一・五-二倍に。山陽百貨店も一-四割ほど増えた。弁当や土産が好調だったという。
駅から会場への菓子博参道と位置付けたみゆき通り商店街は、終日多くの通行客が行き交う。喫茶店や雑貨店など、売り上げが倍増した店もあり、市商店街連合会の松岡淳朗会長(61)は「商店街がこれだけにぎわうのは久しぶり」と喜ぶ。
ところがこの菓子博、次回の開催地がまだ決まっていません。

菓子博で異例の事態 次の開催地決まらず(神戸新聞)
次回開催地が決まらないままの閉幕は、菓子博約100年の歴史で1度しかない異例の事態。全国菓子大博覧会協議会(東京都)は「事業費負担が重く、地方自治体の財政難が影響している」と困惑している。
(中略)
八九年の松江市での開催以降、菓子業界と地元自治体による主催が慣例になり、姫路菓子博でも兵庫県、姫路市、業界で実行委を組織し、事業費約十三億円を組んだ。
通常は博覧会中に次回開催地を発表するが、今回は手を挙げる地域が一カ所もなかった。
財政不足で手を挙げる自治体が無いのだったら、今回産まれた原資を基に、2012年も姫路でやったらどうでしょうか。
今回行き届かなかったところは改め、回を重ねるごとにノウハウを貯めて、いずれは菓子業界だけでなく、各業界の様々なイベントは姫路でやろうという具合になれば良いのではないでしょうか。

参考
姫路菓子博効果、兵庫県内132億円(YOMIURI ONLINE)
予想上回る92万人が来場 姫路菓子博が閉幕(中日スポーツ) - 来場者は当初予想された67万人を大きく上回り、92万2000人となった。(記事より)
“夢の国”役割果たす(YOMIURI ONLINE) - 下村俊子実行委員長は「姫路城の魅力に助けられ、お菓子の文化や歴史が伝わる博覧会になった」とそれぞれ振り返るとともに、会場の混雑を陳謝した。(中略)今回の運営費は県や市、県菓子工業組合の3者がそれぞれ7700万円ずつ負担しており、追加出費を差し引いても数千万円に上るとみられる収益の使い道は今後、3者が協議して決める。(記事より)← 次回開催への基金にしたらどうでしょうか。次回も姫路開催にするなら全額基金にできるし、他所なら県と市の分を差し引く必要がありますが。(08.5.12 追記)

姫路菓子博2008は本日終了

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Posted by miki at 00:00Comments(10)観光