2008年05月05日

静寂の松原八幡神社

松原八幡神社・拝殿姫路市白浜町

山陽電車白浜の宮駅から南へ歩いて5分程度のところに、灘のけんか祭りで有名な松原八幡神社があります。先月末、ふらっと訪れてみました。

灘のけんか祭り、白浜町と妻鹿を訪ねて(姫路ファン)
社記によると天平宝7年(763年)に創建されたと伝えられています。妻鹿の漁民が海中より八幡大菩薩と書かれた紫檀の朽木(きゅうぼく)を拾い上げたことから、宇佐八幡宮の分霊を祀ったといわれています。嵯峨天皇が神田や神馬、宝剣を寄進。社殿も荘厳さを誇っていましたが、たび重なる兵火により社殿を焼失。現在の社殿は享保3年氏子たちによって造営されたものです。三間一戸の桜門は姫路市の指定文化財、打刃拵は兵庫県指定文化財に指定。平成4年に「松原八幡神社秋季例祭風流」として市指定無形民俗文化財に指定されています。
大きな神社なのですが、人っ子一人(正確に言うと近所の小学生ぐらいしか)いませんでした。
最近は、昼間の日照りがきついですが、日陰に入ると涼しい季節。人のいない神社の木陰は、極めて快適です。

秋になると人で溢れかえる神社ですが、それ以外は極めて贅沢な空間。菓子博の帰り道(※)、この贅沢な空間に浸るのも悪くないでしょう。

※ 神戸、明石方面から来られるかたを想定した場合。

P.S.
単に「播磨の秋祭り」と一言で片付けるだけでなく、また、秋限定のイベントとして見るだけでなく、和風建築としての播磨の観光地として捉えると、あまりにも立派過ぎるほどの神社が姫路には目白押しです。これも祭りにかける地元(各地域)の熱意が、資金面でも支えているのでしょうね。せっかくだから、秋以外にも、もっと活用すればいいのにと思います。



姫路菓子博2008終了日まで、あと6日

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Posted by miki at 00:00Comments(2)観光