2008年02月28日

異変!住基カード急増

住基カードICカードリーダ

家族が、「確定申告をする際、電子申告e-taxでやると5000円の還付金がある」との情報を聞きつけてきました。
「じゃ、住基カードつくったり、ICカードリーダーを用意しなきゃいけないね」
そんなことを言っていたのが、4日前の日曜日。その日のうちにアマゾンでICカードリーダを注文。2816円(送料不要)也。

月曜日に家族は姫路市役所で住基カードを作成してきました。カードと電子証明書発行手数料1000円也。一週間かかるという自治体もあるようですが、姫路は即日発行なんですね。
注文していたICカードリーダーが火曜日に届き、仕事からの帰宅後、ブログを書く前にパソコンに接続。JRE(Java実行環境)もダウンロード。電子証明書ソフトやドライバもインストールしておきました。
このあいだIE(インターネットエクスプローラー)のバージョンを7に上げたので、「信頼済みサイト」の登録もしました。
そして昨晩、家族は電子申告をおもむろに始め、ああだこうだと50分程度で申告を完了することができました。

還付金が5000円あるというものの、費用(3816円)も手間もそれなりにかかります。確かに一度パソコンに設定してしまえば、2年目からは手間はだいぶ減ると思いますが、電子証明書は3年、住基カードは10年しか有効期限がないので、今後も手間も費用も多少残ることになります。

IDとパスワードが山ほど登場するし、やたら住所を何回も入れるしで、「どないなっとんねん!」と思ったりもしますが、夜9:00までに送信すればいいとか、メリットもある気がします。
e-taxの難易度ですが、パソコンソフトのインストールに慣れてないと厳しい気がします。とくにJREのダウンロードは、サンマイクロシステムズ英語サイトに誘導されるので、勘を頼りにやりました。こちらから進んで行けば、日本語でダウンロードできたのに・・。

うちの家族だけでなく、5000円の還付金につられた人が全国で住基カードを求めて役所に殺到しています。

税額控除で申請急増 住基カードが不足(信毎Web)
県内自治体で、住民基本台帳カード(住基カード)の発行申請が急増している。国が「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」の普及に向け、同システムで所得税の確定申告を行うと最高5千円の税額控除が受けられる普及策を打ち出した影響だが、須坂市ではカードの在庫がなくなり、今月から発行を停止するなど、今度は自治体側の対応が追いつかない状態になっている

何はともあれ、「そろそろ、無かったことにするのかな?」と思っていた住基カードの在庫がはけて、メーカーさんも総務省さんもホッとしているでしょうね。

参考
池脇千鶴さんらがe-Taxを実践 確定申告初日でPR(MSN産経ニュース)
住基カードで自動交付機?(ひめナビブログ) - 総務省は、まだ住基カードの普及をあきらめてなかったのですね。電子申告をもう少し使いやすくするとか、ネット経由の個人認証に的を絞って、発行枚数を競うのではなく、必要な人にとって、なくてはならないものにすれば、それでいいと思います。(ブログより)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)IT