2008年02月09日

姫路で広まる、バイオディーゼルの輪

ヴァージン・トレイン(参考)

地球温暖化対策として注目されるバイオディーゼルですが、英国ではバイオディーゼル燃料で走る列車があるようです。

英ヴァージントレイン、バイオディーゼル燃料を用いた列車の運用を開始(Technobahn)
この列車は20%のバイオ混合燃料(E20)で動くように改造を施されたディーゼルエンジンを搭載したもので、燃料には大豆やパーム油などから抽出されたバイオ混合燃料が使用。バイオ燃料という特性からCO2ガスの削減にも効果を持つものと期待されている。
(中略)
環境先進国としてイギリスを内外のマスコミ陣に大きくアピールした。

姫路でもバイオディーゼルの輪が拡大しています。

廣運 BDF(バイオディーゼル燃料)通じて地域貢献 廃食油回収から精製まで協力(物流ウィークリー)
建設・運送を手掛ける廣運(兵庫県姫路市)の専務だった平成17年当時、藤本勝彦氏(現社長)が、ひょんなことから着手したバイオディーゼル燃料(BDF)化への取り組みが現在、福祉・環境保全事業をめざす地域社会の活動と合致した大きな動きになっている。

バイオ燃料生産取り組み(YOMIURI ONLINE)
知的障害者31人が通う姫路市打越の授産施設「かしのきの里」が、使用済みの天ぷら油を回収し、環境に優しい「バイオディーゼル燃料」の生産に取り組んでいる。同施設の担当者は「環境問題を考えるきっかけになり、通所者の収入アップにつながれば」と期待、周辺の各世帯に油の提供を呼びかけている。

サムスンと加西市が協定締結 バイオ燃料製造で(神戸新聞)
加西市内でバイオディーゼル燃料(BDF)の精製事業に参画することを決めていた韓国サムスン電子の日本法人・日本サムスン(東京)は七日、同市との間でBDF事業を連携して進める協定を結んだ。北条鉄道の施設内にバイオ燃料をつくる装置を置き、四月から製造を始める。
日本サムスンは装置のリース料六年分に相当する千二百万円を同市に寄付。実際の装置の運営や飲食店など事業者からの廃食用油の回収は、石油販売のマルタ産業(姫路市)が担当する。

今年7月に開催される洞爺湖サミットで、こうした地域の取り組みを福田首相から紹介して欲しいものです。

参考
世界のサムスン。姫路の企業と環境戦略始動(ひめナビブログ)
使用済み天ぷら油、買います(ひめナビブログ) - 姫路学園のバイオ事業の話題。

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Posted by miki at 01:13Comments(0)社会