2008年01月12日
目標達成。菓子博と空港
今年のビッグイベント・姫路菓子博は、まだ始まるまで3ヶ月以上あるのに、既に前売りだけで50万人の集客目標を達成してしまう勢い。目標を60万人に上方修正するようです。
菓子博まで100日切る 姫路市10万人上方修正 前売り券販売50万枚に迫る(YOMIURI ONLINE)
姫路城周辺を会場にした「姫路菓子博2008」の開幕まで、残り100日を切った。前売り入場券の販売枚数は当初、集客目標としていた人数分に当たる50万枚に迫り、姫路市は、目標を10万人上乗せした60万人に見直して、県庁所在地以外では初めてという開催に臨む。
一方、昨年度は目標を下回った神戸空港ですが、今年度は年間目標を達成しそうです。
搭乗者数16.6%増 神戸空港、年間目標達成か(神戸新聞)
神戸市がこのほど発表した神戸空港の十二月の利用状況は、搭乗者数が二十四万四千百五十九人で、前年同月比16・6%増えた。搭乗率も60・8%で同7・7ポイントアップ。四月からの搭乗者総数は約二百二十四万人で、四-十二月は前年比で一割増加しており、一-三月も同じペースで増えれば、二〇〇七年度の年間目標三百万人に届く見込みだ。
といっても、初年度の目標が317万人だったのに目標が達成できなかったからか、2年目の目標を下げていたみたいです。
神戸市や播磨(とくに東播磨)にとってはそこそこ便利な空港だと思います。ポートライナーがのんびり走るのと、アクセス道路が渋滞で姫路からのバスも休止してしまったのが残念ですが、今後も、年間300万人以上の利用者は確保できるのではないでしょうか。
しかし、神戸と関空を結ぶ海上アクセス・ベイシャトルは厳しそうです。
再利用者4割どまり 神戸-関空ベイ・シャトル(神戸新聞)
神戸市内から出発した人は58・9%で、利用頻度は「初めて」が59・0%だった。ターミナルまでの交通手段は自家用車が69・3%を占め、昨年三月に導入した駐車場無料化が奏功していることをうかがわせた。
(中略)
市みなと総局は「関空に近く、渋滞もない利便性をインターネット媒体も駆使してPRし、播磨地域など市外での需要を掘り起こしたい」としている。
確かに乗ってしまえば渋滞はないでしょうが、播磨からだと神戸空港島に行くまでに、播磨と摂津の国境を超えねばならず、そこで渋滞の恐れがあります。
姫路-関西空港リムジンバスは、渋滞しそうな時間帯は摂津を避けて山陽道経由で大回りして行くぐらいなので、わざわざ渋滞の可能性がある摂津まで行って、船に乗り換えて行くかは微妙ですね。
神戸空港は当初、阪神間の利用者を想定していたのに、予想に反して播磨の利用者が多かったので、「困ったときの播磨頼み」というのもわかりますが、なかなか難しい気がします。
参考
姫路菓子博の前売り(一期)・達成率は135%(ひめナビブログ)
福祉切り捨て、大企業応援――日本共産党の前進で異常な「逆立ち」ただそう(しんぶん赤旗) - 神戸空港と関空を結ぶ海上アクセスが大事と、赤字で五年間休業の船便を「神戸・関空ベイ・シャトル」として昨年七月に再開しました。逆にお客が関空にいってしまうんじゃないかと思いますが(爆笑)、乗客は定員百二十人にたいし、平均十五人(笑い)。わずか半年で二億一千万円の赤字です。(←記事より)世間からも笑いものにされてます。
優雅に高速船を独り占めする秘訣(ひめナビブログ)
搭乗率13%。懲りない「勘違い」都市・神戸(ひめナビブログ)
開港半年。播磨に支えられる神戸空港(ひめナビブログ)
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