2007年12月07日

全国の廃タイヤが姫路で資源として蘇る



沖縄から姫路に1000トンのタイヤがやってきます。

中城湾港新港→兵庫 リサイクルポート始動(沖縄タイムス)
廃棄物を効率的に運搬し、再利用するための拠点「リサイクルポート」に指定されている沖縄市海邦町の中城湾港新港地区で5日、リサイクルタイヤ約1000トンが兵庫県の姫路港に向けて輸送船で搬送され、リサイクルポートとしての本格運用が始まった。
リサイクルポートは国土交通省が指定しており全国で21港。中城湾港は2003年に指定された。

姫路港もまたリサイクルポートに指定されており、また、新日鉄広畑の敷地内にある関西タイヤリサイクルは、タイヤから鉄鋼の燃料や原料をほぼ100%リサイクルしています。
廃タイヤは沖縄にあれば単なるゴミなのですが、姫路に持ってくれば資源になるのです。

2003~2006年に「環境・リサイクル経済特区」の指定を受けた姫路・広畑地区は、環境・リサイクルの拠点として、今後ますます日本をリードしていくことでしょう。

参考
成長する新産業分野「環境・リサイクル」(ひめじビジネスサテライト)
日本は環境で世界のトップランナーへ(ひめナビブログ)
新・成長地帯 -よみがえる地域経済(神戸新聞) - 姫路市の新日本製鉄広畑製鉄所は廃タイヤを製鉄の原燃料として活用している。処理量は年間十二万トン、国内で発生する廃タイヤの一割を占めており、〇三年には国の環境・リサイクル経済特区に認定された。 認定が弾みになり製鉄所が分譲する産業団地に三菱電機(東京)など十社近くの進出が決まった。姫路市長の石見利勝(65)は言う。「工業地帯が環境を銘打つことで企業の呼び水になっている」(記事より)
廃ゴムタイヤ等の再利用のために 特例措置を活用“カベ”を突破(ネット週刊誌ナックナンバー)

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Posted by miki at 00:00Comments(0)社会