2007年08月11日

公共料金のクレジットカード払い時代がやって来た



我が家はLPガスで、地元の業者にガス代を支払っています。「口座引き落としはないのか?」と聞くと、「取りに伺わせていただきます」とのこと。
昔ながらの方法で、共働きなど不在家庭も増える中、どことなくのんびりした話ではあります。

我が家では、関西電力ソフトバンクモバイル(携帯電話)、コジマネット(プロバイダ)をクレジットカード払いにしています。そして今週、NTT西日本(固定電話)にもクレジットカード払いの申し込みをしました。
さらに昨年から、NHKの受信料もクレジットカード払いができるようですし、新聞代もできるところがあるようです。

クレジットカード会社は、分割払い(3回以上)や、リボ払い、キャッシングの金利や契約会社からの手数料収入(3%以上?)で成り立っていますので、消費者の立場から見ると、2回までの分割払いか一括支払いに使う分には、手数料はかかりません。
関西電力の場合、クレジットカード払いに変更すると銀行引き落としの月52円の割引がなくなりますが、それ以外の場合は、銀行引き落としにくらべてデメリットはありません。

逆に、クレジットカード払いにするとポイントが貯まるため、現金よりもお得です。
通常だと、10万円につき500円分の景品または商品券。我が家が使っているP-oneカードだと1000円値引きになった上、ポイント分の景品または商品券400円分ももらえます。
ただ、値引きのほうは金額が少なくても有効ですが、景品や商品券のほうは金額が少ないとポイントの有効期限が過ぎてしまうため、セゾンカードのように永久不滅ポイントを売りにするカード以外は必ずもらえるわけではありません。
年10万円といえば、月8~9千円の電気代や携帯電話代などを払っている人なら誰でもいく金額だし、プロバイダ料金や固定電話料金代、新聞、ガス、NHKなども加えていけば、結構な金額になる気がします。

今後、自治体もクレジット化すると水道料金もクレジットカードで支払いができるようになるでしょうし、NHKも訪問集金を止める動きがあるようです。

08年10月に受信料訪問集金廃止 徴収経費を200億円削減へ(東京新聞)

最近は、リボ払い専用のクレジットカードなど、初心者が誤解を招きかねない新型クレジットカードがたくさん出ています。クレジットカードの選択や使い方を誤らないよう、慎重に賢くつきあう必要がありそうです。

参考
リボ払いで借金雪ダルマの構図(読売ウィークリー) - リボ払いはしくみが複雑。よくわからなければ手を出さないに限る。中には、一般カードなのに初期値はリボ払いの設定になっていて、自分で設定変更しないと一括払い可能なカードにならないというものもありました。「支払い一定」とか「支払い上限」といった言葉には要注意。知らないうちに金利がかかる可能性大。
無料クレジットカードも質的競争の時代(ひめナビブログ)
無料クレジットカード(ひめナビブログ)

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Posted by miki at 20:14Comments(0)IT