2007年08月04日

安定的に不安定

血液型人間科学研究センター

26年前、能見正比古という文筆家が亡くなりました。最近では疑似科学として批判も多い、血液型人間学を大衆に広めた人です。
私はその頃、能見さんの本は結構読みました。血液型の4分類もさることながら、人間の気質と性格をさまざまな角度から分析したり、人間の「波」とかプレッシャーについて書いてあるなど興味深かったことを覚えています。

能見正比古 ある日の講演記録(血液型科学研究センター)より
O型はだいたい安定している。スポーツ選手見ましても、あがらないというO型選手は比較的多いんです。ところが、ここに問題がありまして、リミット、限界、ある、追いつめられた状況が来た時、これは個人差がありまして、多少早めに限界が来る人、ずっとプレッシャーが高まってから来る人、それから、内容がありまして、O型に特有の理屈で言い逃れができなくなる、それ以上言い返せなくなる、そうすると追いつめられる。とにかく限界があり、そうなった時、だんだん乱れるというのでは無く、極端に激しく乱れるんですね。こんなタイプのスポーツ選手が非常に多いんです。

世の中には、プレッシャーに強い人とそうでない人がいます。しかし、ある時点まで強くて限界を超えると弱い人と、ある時点まで弱くて限界を超えると強くなる人もいるのです。そういう多様な見方、興味ある人間観察の視点が、能見正比古さんの本には延々と書かれてありました。

タイトルに挙げた「安定的に不安定」は、B型について書かれたものです
B型はお天気屋、気分屋と、言ってみれば情緒不安定なわけで、スポーツ選手の中でも、わりにあがりやすいという人が多いんです。こう、波が結構あって、プレッシャーがあって、波があって…、何てことはない、プレッシャーと関係なく波を勝手に作ってる。まあ、それ程関係なくもないんでしょうけど、極端に言えばこういう形になる。言ってみれば、自分だけで不安定になっていると。ある意味でいうと不安定さが各血液型の中で一番安定していると。

統計学的手法が胡散臭いとか科学的でないとか、いろいろ言われているみたいですが、身近でわかりやすい4分類で人間の気質を整理する試みは、人間観察の一つの見方として、現代でも多少は有用なのではないでしょうか。

ちなみに姫路出身者では、黒坂真美さんがA型、桂米朝師匠がO型、松浦亜弥さんがB型、名倉潤さんがAB型のようです。
我が家は、4人家族で全員ばらばら。私は「安定的に不安定」なB型です。AB型の長男とO型の次男は正反対。もちろん血液型だけではなく、兄弟の違いというのもあるのでしょう。そういえば、畑田国男さんというかたが、兄弟-姉妹型人間学というのを提唱されたみたいです。

参考
いま解き「ナゼ信じてしまう!?血液型性格診断」(MBS VOICE) - 疑似科学としても有名?
前川輝光さん 『血液型人間学--運命との対話--』(ABO FAN) - 血液型人間学をアカデミックに捉えた書物の紹介。

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Posted by miki at 05:58Comments(0)社会