2007年07月03日

福崎町・観光客倍増計画?

山陽自動車道三木SA(下り線)

昨日姫路市は、観光客が増えたと発表しました。

姫路観光29万3000人増(YOMIURI ONLINE)

街の真ん中に世界遺産を持つのに年間880万人程度ではもの足りないのでは?
神戸なんて何もないのに2900万人です。

そんな中、播磨福崎町の中学生が、ひそかに福崎町観光客倍増計画を企てていることが、このたび私の独自調査で発覚しました。(googleでたまたま見つけただけだけど)

福崎町観光客倍増計画 発表会・探偵ナイトスクープバージョン
「本日最初の依頼は,福崎町にすむ小学1年生からいただいています。」
「福崎町にもっともっと人が来るようにしてくださいという内容ですが。」
「局長の私も福崎町のことはよく知らないな。そんな町に観光客を集める方法があるのだろうか。」
「観光資源になるものがないと・・・この依頼は大変そうですね。」

確かに難しい依頼ですね。福崎町の年間観光客は24万人程度だそうで、あまりに難しそうな話題なのでかえって興味がそそられます。
「そうなんです。そこで,姫路市や夢前町に来られたお客さんをどうやって福崎町にも来てもらうかを,私たちは考えました。」
「朝,大阪などを出発して,福崎町へ,昼食はもちむぎめん,午後は姫路の書写山を観光して夜は塩田温泉に泊まります。翌日は姫路城の観光です。」
「旅行会社にも電話して聞いて見ましたが,それはおもしろい企画だ,実現できるといっておられました。」

すごい。自分の町の中だけでなく、きちんと観光客の立場になってプランを考えています。
加西サービスエリアですよ。あそこなら全国から人が集まるでしょう。」
「さすがにサービスエリア,いろんな県の方にアンケートに協力してもらいました。」
「何と!福崎町を知っている人は67%もいたのです。」
「そこで,私たちは考えました。福崎町を通過する人はとても多い。ならば,どうすれば中国道を降りて,福崎町に来てもらえるか・・・。」

観光客が利用する交通手段のトップは、マイカーです。ところが姫路は新幹線駅があることや、山陽自動車道ができるのが遅かったため、高速道路のI.C.が街の顔という感覚が薄い。
高速道路を走っていて、「山陽姫路東I.C.」とか「山陽姫路西I.C.」という言葉でしか、通過者との接点がないのが、いまの姫路です。
姫路東I.C.の手前にある三木S.A.には、神戸土産がところ狭しと並び、ここにも姫路との接点がありません。姫路の一歩手前のS.A.なんだから、「姫路で下りてみようか」と思わせるものがもう少しあってもいいのではないか。もっと言えば、「ここにこそ、姫路観光案内所がいるんじゃないか」と思います。

福崎町の観光客倍増計画が成功することを期待するとともに、姫路が追い抜かれないようにとも思います。

参考
ETC専用インターチェンジ・秋から恒久化(ひめナビブログ) - 中国自動車道にも姫路の「顔」を。

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Posted by miki at 07:50Comments(0)観光