2007年03月09日

播磨いかなご戦争?

姫路郵便局EXPACK500予約申込書

播磨に春を告げる、いかなご漁が始まりました。

西播海域でシンコ漁解禁 初日は強風で低調(神戸新聞)
播磨灘の西播海域で七日、イカナゴのシンコ(稚魚)漁が始まった。西播磨の各漁港では、早朝から漁船が一斉に繰り出し、港は待ちに待った「春告げ魚」の水揚げに活気づいた。

播磨の名産・いかなごのくぎ煮ですが、私も毎日いただいています。これ、本当に美味しいです。ご飯が百倍美味しくなります。

ところが、この美味しいいかなごのくぎ煮ですが、全国に出回りません。おでんに入れる関東の「ちくわぶ」がなかなか箱根を越えられないのは、不味いからだと思いますが、イカナゴのくぎ煮が全国に出回らないのは、数量が限られるからです。
そこで、知り合いにだけでもこっそりと送ってあげようというのが、播磨の風習になっています。

ここに目をつけたのが郵便局。全国均一500円で送ることができるEXPACK500という商品を、「いかなごパックと称して大々的に宣伝しています。

「くぎ煮」のお届けEXPACK500が好評(日本郵政公社)
3月7日から解禁となった「いかなご」を兵庫県南部地方では、「くぎ煮」にして親戚や知人に送る風習があります。
このいかなごのくぎ煮をお届けする手段として、郵便局のEXPACK500やゆうパックは手軽に送れることから多くの方々にご利用いただいており、取扱数は昨年を上回る状況で、特に全国一律500円のEXPACK500が取扱数の約4分の3を占めています。

クロネコヤマトも黙ってはいません。

本日解禁日!(ママ・ユーア クレイジー)
郵便局には『いかなごゆうパック』、一方、クロネコヤマトには『いかなご宅急便』という兵庫県限定のサービスも登場し、店頭で「いかなご」のノボリがこれでもかとはためき始めたら、両者はすでに臨戦態勢。
郵便局ではEXPACK500を1個買うごとにいかなごパックがおまけで付くサービスが登場。いかなごシールまで用意してあるのにびっくり@o@
対するクロネコヤマトは10個送ると11個目が無料になるいかなご回数券で応戦する。イラスト入りのいかなご仕様の伝票にびっくり@o@

天下の郵政公社やクロネコヤマトをここまで駆り立てる、播磨のいかなごパワーって、いったいなんなんでしょうね。

参考
いかなごのくぎ煮(ひめナビブログ)
関西人の超えがたい壁(ひめナビブログ) - ちくわぶの話題。

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Posted by miki at 00:00Comments(2)食べ物