2006年08月16日

民間慰霊の中心・姫路。慰霊塔初の補修完了

 手柄山・慰霊塔(姫路市西延末

昨日は、東洋大姫路阪神甲子園球場で黙とうを捧げ(ベスト8に進出)、小泉総理大臣靖国神社参拝した終戦記念日でした。
ところで、今年は姫路にある慰霊塔(太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔)の補修工事が半世紀ぶりに行われ、終戦記念日を前に完了しました。

姫路の空襲慰霊塔 半世紀ぶり化粧直し 平和への誓い新たに(イザ!)
本土空爆の犠牲になった民間人を全国規模で慰霊する国内唯一の施設。
(中略)
2度の空襲で約500人が亡くなった姫路市。「軍人・軍属の犠牲者には全国規模の慰霊施設があるのに、民間人は全く顧みられていない」。そんな声を受けて戦後、市長を務めていた故石見元秀さんが慰霊塔の建立を提唱。

軍人は、靖国神社や兵庫縣姫路護國神社姫路市本町)ほか全国約50の護国神社に祭られますが、民間人の施設は無かったのですね。総務省の資料によれば、手柄山の慰霊塔には全国50万人の死没者が慰霊されています。

靖国参拝に熱心だった小泉総理大臣は、終戦記念日にも、慰霊塔建立記念日(10月26日)にも手柄山に来られることはありませんでしたが、次期首相には是非、手柄山に来ていただきたいものです。

参考
今日は敗戦記念日(山田歯科医院Blog)
手柄山考(趣味、趣向、思考) - 小泉総理、麻生前総務大臣等の献花もみられました。(ブログより)
福田元官房長官・手柄山で合掌(ひめナビブログ) - 昨年暮れ、福田元官房長官 が手柄山に来られました。
空襲犠牲者を追悼する唯一の建物 (ひめナビブログ)
東洋大姫路ベスト8進出!! (N-diary)

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Posted by miki at 00:44Comments(0)歴史