2006年06月19日

阿保遺跡で発掘体験

 阿保遺跡竪穴住居跡(姫路市阿保

姫路駅前で発掘調査中(372log@姫路)で、「発掘作業体験ができる観光ツアー」なんてのも考えられないかと書いてましたが、阿保遺跡で発掘体験イベントがあったので長男と行ってきました。

阿保遺跡は弥生期から室町期までの複合遺跡で、奈良から平安初期の掘っ立て柱建物跡が見つかっています。そして先日、弥生期の竪穴住居跡も見つかりました。

弥生中期の竪穴住居跡 存在裏付け 阿保遺跡(神戸新聞)
姫路市埋蔵文化財センター
は十五日、同市阿保の阿保遺跡で弥生時代中期(約二千年前)の竪穴住居跡が見つかった、と発表した。同遺跡からはこれまでの発掘調査で、弥生中期の土器片が多数出土しているが、住居跡の確認は初めて。同センターは「弥生時代の集落の存在が裏付けられた」としている。

発掘体験イベントには老若男女40名ほどの参加者があり、かめや高杯(たかつき)などの弥生土器サヌカイト製の包丁などを参加者の手で出土しました。(うちの長男も発掘してました
この手のイベントは姫路市では初めてとのことでしたが、人気が高いようなので、今後も開催されるのではないでしょうか。
なお、24日(土)には、13:30から同じ場所で竪穴住居跡の説明会があるみたいです。

参考
ローマに2本しか地下鉄が無い理由(372log@姫路)
国の重要文化財・宮山古墳の出土品(372log@姫路)
姫路は宝の山(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:20Comments(0)歴史