2006年02月01日

ついでにクルマも作っています

マツダ井巻久一社長(RJCサイトより)

稼ぐが勝ち」という社長もいれば、そうでない社長もいます。

「マツダは人を作る会社で、ついでにクルマも作っています」(AGN

2006 RJCパーソン・オブ・ザ・イヤーを受賞した、マツダの井巻久一社長の言葉です。
井巻社長は1965年、姫路工業大学(在学生卒業後、兵庫県立大学に統合予定)を卒業後、東洋工業(現、マツダ)に入社。
受賞理由は以下の通り。(RJCサイトより)
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井巻氏は2003年8月、山本健一氏以来16年ぶりにマツダ生え抜きの社長として就任。ヘンリー=ウォレス社長時代には本社工場長を務め、米国流キャッシュフロー経営を導入。マーク=フィールズ社長時代には中期経営計画「ミレニアムプラン」の策定に発案者のひとりとして関与。ルイス=ブース社長時代には副社長に就任し、業績回復の牽引役として尽力する。

これらの結果、低迷していたマツダの経営を回復。社長就任2年目には、専務取締役時代に自らの手で閉鎖を余儀なくされた宇品第2工場を再開。'04年度には史上最高益を達成した。

さらにこのような実績から、マツダはフォードグループ内でも重要な地位を獲得。グループ全体の次期世界戦略車の開発を主導する立場にまで至っている。

1965年の入社以来、一貫して生産技術を担当。製造現場を大切にする気さくな人柄や人望の高さは、マツダ社内だけに止まらず、フォードの社員からも「ミスター マニュファクチャー」の愛称で慕われている。

以上のような経営手腕とその実績は、2006RJCパーソン・オブ・ザ・イヤーにふさわしいものと考える。
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ものづくりの街・姫路が生んだ「ミスター マニュファクチャー」には、世界中に姫路のいいところを紹介して欲しいと思います。海外から広島にお客さんが来られたとき、「ついでに」姫路城も案内してもらうとか。

参考
フォードの新戦力セダン登場! (AGN)より
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フォードの世界戦略の中で、マツダはミディアム、コンパクトカーの主戦力なのだ。よって、このファイブハンドレッドのほか、フォードグループのボルボS40V50アクセラをベースにするなど、マツダは“縁の下の力持ち”として大活躍しているのだ。
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Posted by miki at 00:02Comments(4)クルマ