2005年12月03日

どこに向かう?関学。福祉系学部新設

姫路獨協大学医療保健学部(来年4月開設)

西宮市関西学院大学に福祉系の新学部ができるそうです。

私大サバイバル「福祉」で活路 関学大に新学部(産経関西)

私が学生だった頃(20年ほど前)の関西学院大学は、経済学部が看板の「英語の関学」でした。最近はどうかというと、理事長はこんなことをおっしゃられています。

関西学院の成り立ちを考えると、創立者がアメリカ人であるだけではなく、背景自体がはっきりとしたグローバル性をもっています。以前は「英語の関学」という評価もあったのですが、外国語に強い大学が多くなり、そのイメージが薄れています。参考

また、神戸大学と同様、関東圏での知名度が弱い。

知名度も、もっとあげたいですね。とくに関東圏では決してよく知られた大学とは言えません。そこで昨年、丸の内のパレスホテルに隣接するパレスビルに「東京オフィス」を開設しました。(同上)

なるほど、よりグローバル性を強化し、全国型の大学にしていくんだなと思ってました。
そこに新しい学部の構想というから、どんな学部かと思ったら、福祉系学部。その理由といえば、

関学大では、学生の就学ニーズが高い福祉分野を体系的に学べる体制を整え、入学者増をねらう。

考えていることがよく理解できません。結局、目先の入学者増を目指しているだけなんじゃないのでしょうか? なぜ関西学院が福祉系学部なのか? という理由が見えてきません。

例えば、医療保健学部を新設する姫路獨協大学は、獨協医科大学を持っているからと、イメージが沸くのですが、関西学院大学が福祉系学部といっても、「女子学生の比率が高いからか?」ぐらいしか想像がつきません。結局、関西学院は、どこへ行こうとしているんでしょうか。

参考
神戸大学必死(372log@姫路)
人気の医療看護系大学(372log@姫路)
関西福祉大学赤穂市)、近畿福祉大学福崎町)- 播磨の福祉系大学

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Posted by miki at 01:26Comments(2)学校