2005年06月19日

老いゆく東京

高齢化スピードが速い東京圏(朝日新聞作成)

全国から若者をのみ込み続けてきた東京が今後数十年で急速に老いていく。

本日の朝日新聞朝刊は、東京が全国平均よりも速いスピードで高齢化が進むとし、その兆候を予感させる出来事が中央区で起きていると報じています。

中央区と言えば、サラリーマンやOLで賑わっているはずの地域ですが、昼間人口が2000年までの10年間に10万人も減少し、経済損失は500億円。
東京23区の労働人口は、95年→00年で27万人減。20年にはさらに50万人の減少が予想されるとのこと。

ところが、こうした見通しを無視するかのような再開発・オフィスビル建設ブームで今後5年間で17万人の働くスペースが新規に供給されるそうです。

傍らで見ていると、昔の幻想を捨てきれないプレイボーイが、年老いたのに無茶してるようにしか見えません。

参考
朝日新聞2題
Uターンが増加
東京衰退の予感

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Posted by miki at 06:31Comments(0)社会