2005年06月15日

財政の健全性・姫路市が独り勝ち



財団法人・関西社会経済研究所の調査から、近畿2府4県で財政が最も健全(全国では26位)なのが姫路市ということがわかりました。しかも、平成元年度から15年度まで全ての調査年度で常に全国100位以内に入っていたのも姫路市だけです。(都市の財政力2005

朝日新聞でも取り上げられるほど有名になった、現代遺跡・姫路モノレールを常に瞼に焼き付けながら健全財政に辛辣に取り組んだ結果(?)かもしれません。

財政状態が悪いにも関わらず、無駄遣いが止まらない自治体は姫路を視察し、この現代遺跡を瞼に焼付けて帰るべきでしょう。

P.S.
これほどインパクトのある現代遺跡が、姫路観光協会のつくる観光パンフレットに記載されていないのはどうしたことでしょうか?
人によっては姫路城以上のインパクトがあるみたいです。

モノレールの跡(Nomadic Note)より

大阪在住の友人某氏は、姫路へ来てこの風景を見るなり、「これはSFや!」と叫んだそうです。確かにその気持ちはわかります。周辺にある普通の町並みの上に、何の役にも立っていない軌道が延々と続いている違和感は、なかなかのものです。現実の中の違和感というのは、SFの重要な要素のひとつなのかも。
しかもこの軌道、途中でばっさりと断ち切られています。まるで、何かが宇宙へ向かって飛び立っていった跡のように。「太古の昔に繁栄した巨大文明の遺跡、その周辺にいま住み着いているのは、かつてその時代を闊歩し、爛熟しきった文化を享受していた人々の末裔なのであった」みたいなフレーズが浮かんでくるような


ところで、東洋経済新報社の調べでは滋賀県の栗東市が全国9位の財政力だとか。栗東市は・・・。あ、対象に入ってませんでした。(調査にご協力いただいた自治体一覧

参考
観光名所「モノレール遺跡」(372log@姫路)
姫路モノレール(372log@姫路)

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Posted by miki at 00:01Comments(8)政治