2005年06月03日

播但連絡道路 値下げ

播但連絡道路・花田IC

道路公団改革論議がマスコミで話題になりますが、兵庫県には料金が高くて使ってもらえない道路をせっせと作っている組織があり、こちらの改革は話題になりません。

そんな中、世間の目を本質論からそらそうとするかのように、料金値下げが実施されます。

来月から播但連絡道路が値下げされます。例えば、現在普通車で花田-和田山間は1850円ですが、1450円になります。平日の通勤時間帯にETCを利用するとさらに割引があるようです。

播但連絡道路は、日本道路公団ではなく兵庫県道路公社が建設・料金の収受を行っています。兵庫県道路公社が建設した南淡路道路、但馬海岸道路、第二但馬海岸道路は建設後に料金を徴収していましたが、現在は無料解放されています。

兵庫県道路公社のおかげかどうかわかりませんが、兵庫県内の道路も公社が設立された時代から比べればずいぶん立派になりました。もうそろそろ道路はいらないのではないでしょうか。

ちまちま値下げしたり、わざわざお金を使ってETCを整備してる暇があるなら、播但連絡道路も早く無料解放し、兵庫県道路公社も早期解散してほしいものです。

P.S.
播但連絡道路が高いので、途中から国道312号線を使ってる人は多い。道路公社設立目的の「幹線道路の整備を促進して交通の円滑化を図り」という目的にあっているのかどうか・・。

参考
播但道通行料金値下げ

地方道路公社法より

(目的)
第1条 地方道路公社は、その通行又は利用について料金を徴収することができる道路の新設、改築、維持、修繕その他の管理を総合的かつ効率的に行なうこと等により、地方的な幹線道路の整備を促進して交通の円滑化を図り、もつて地方における住民の福祉の増進と産業経済の発展に寄与することを目的とする。

(業務)
第21条 道路公社は、第1条の目的を達成するため、設立団体である地方公共団体の区域及びその周辺の地域において、その通行又は利用について料金を徴収することができる道路の新設、改築、維持、修繕、道路法第13条第1項に規定する災害復旧(以下「災害復旧」という。)その他の管理及びこれに附帯する業務を行なう。

(解散)
第34条 道路公社は、第21条第1項の業務の完了により解散する。


← クリックして頂けるとRankが上がります  

Posted by miki at 05:25Comments(2)クルマ