2005年05月01日

冷静な韓国メディア



【産経新聞】朝日社説を批判 「どこの国の新聞か分からない主張」 竹島問題(山崎宏之のウェブログ)
で、朝日と産経新聞の社説の違いが話題になっています。

産経と朝日は最近とみに社説で喧嘩してますね。でも、子どもの喧嘩みたいなところがあります。お互い言いそうなことは察しがつきますから(笑)。

最近、朝鮮日報の日本語版を見ることがありますが、日本のメディアよりも冷静な気がします。

独島・竹島併記した世界地図が最多(朝鮮日報)
注)独島(韓国名)=竹島(日本名)

大韓民国の国民であるならば、独島が韓国の領土だということにわずかの疑いもないはずだ。

と前置きしながらも、

国政広報処が米国と英国、フランス、ドイツなど14か国の主要地図帳50点を収集し確認した結果、独島を表示した地図36点のうち、「独島」と単独表記した地図は8点に過ぎなかった。「竹島」と表記した地図が3点、「独島」と「竹島」を併記した地図が6か国25点と最も多かった。

と書いています。
領土問題は双方が自分の領有権を主張するのはあたり前で、この点は産経新聞の言う通り(朝日新聞は敢えて言っていません)。しかし朝鮮日報は、それを踏まえて第3者はどう見ているのかという1段高い視点で捉えた事実も素直にニュースにしています。

日本のメディアも、もう少し大人になったらどうかと思うのですが。

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Posted by miki at 05:30Comments(2)マスメディア