2005年03月18日
セカンダリー・エアポート

セカンダリー・エアポート(第二の空港)が欧米で注目を集めています。米国の「サウスウェスト」や英国の「イージージェット」、アイルランドの「ラインエア」などの格安航空会社が、メジャーで着陸料の高い空港を避けて、郊外のマイナーな空港を使って業績を上げています。
機内無料サービスを廃止、航空券の販売はネットのみ、片道運賃のみでキャンセル不可というように、徹底的にコスト削減し、使う空港も着陸料の安い郊外の空港。
その結果、ロンドン→バルセロナが200円(ヨーロッパの格安航空社ガイドのサイト)なんてことが起きています。
大手の航空会社でメジャーな空港を使うか、郊外の空港で格安航空会社を使うかを、ニーズに合わせて、欧米では選択できるようになってきています。
日本だって、きっとそういう時が来ます。だから、名古屋で言えば名古屋空港、大阪で言えば、大阪国際空港や神戸空港。
広島で言えば広島西飛行場、岡山の岡南飛行場なんかが、結構意味を持ってくるような気がします。
P.S.
今月、エアトランセ(社長のブログ)という航空会社が日本に誕生しました。帯広-函館間に18人乗りの飛行機を運行しています。
これからは、小さな空港、小さな航空会社が面白い。そんな気がします。
